あらすじ
オフィーリアが長く面倒を見てきた祖母が亡くなり、遺言状が読みあげられるときがきた。その席にリサンダー・メタクシスも立ち会うと知って、オフィーリアは内心穏やかでなかった。祖母が住んでいたマドリガル邸は、もとはメタクシスの一族の所有で、リサンダーはここを買い戻そうと躍起になっていた。とはいえ、彼が呼ばれる理由はないはずなのに。間もなく、驚愕の内容が明かされた。屋敷はオフィーリアとリサンダーに遺贈。ただし両者の結婚が条件。まさか。彼と結婚するなんてありえない。■お待ちかね、リン・グレアムの三部作がスタートいたします。主人公たちはすべて父親の異なる三兄妹。離れ離れに育った彼らの出生の謎が少しずつ明らかに。来月もお見逃しなく!
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Posted by ブクログ
ヒーローは養母の一族が代々相続してきたマドリガル邸をヒロインの祖母から買い戻したくて仕方が無いのだが、出来ないでいた。
ヒロインの祖母はヒーローの一族に仕返しがしたくて、自分の死を悟ったとき、ヒロインの気持ちなど全く考えずに恐ろしい遺言を作成する。
まもなく、遺言が発表される。内容は、屋敷は2人で相続。ただし両者の結婚が条件だった。
感想
大いなる一目ぼれの話かな〜。
裏切りのハネムーンとありますが、全く裏切られていないし、むしろハネムーンで仲良くなっています。
傲慢なヒーローと思いきや、実は家族思いでとてもやさしいし、
言いなりになってしまうヒロインと思いきや、おしゃべり好きで自分の意見ははっきりと言う。
いつものように、ヒロインにほれ込んでしまうと、めろめろになっていくヒーローが良かったです。
気に入った場面
「距離をおきたいと言ったとき、君は僕に何を期待していたんだ?平然と仕事を続けてほしかったのか?」
「そうよ」
冗談じゃない。←ここ!