あらすじ
リディアはこれまでに2度癌を患い、そのたびに恋人を失った。苦しみと悲しみを乗り越えた今、念願の毛糸店を開き、そこで編み物を教えることにした。集まったのは3人の女性。みな、冷めた夫婦愛、不妊、初恋の再燃など、さまざまな悩みを抱えている。そんな彼女たちにとって編むことがしだいに癒しになっていくのを見ながら、リディアは穏やかな日々を送っていた。ところがある日、店に突然現れたハンサムな男性ブラッドを目にし、彼女の心は大きく揺さぶられた。その瞬間、恋に臆病なリディアの、世にも切ない物語が始まった……。
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Posted by ブクログ
ロマンス小説のカテゴリにおいておくのが、もったいないくらい、いい小説だ。
シアトルの毛糸屋の話。
「金曜日の編み物クラブ」と似たような設定、ストーリーだけど、こっちのほうが、断然いい。
金曜日の~は、詰め込みすぎだし、うまくできすぎ感がつきまとったけど、こっちは、さらりとしてて、読みやすい。
この作者さんって失読症だったっていうので、読みやすいように書いてるのかな?翻訳にありがちな違和感もなかったし。
編み方が載ってるベビーブランケット、編んでみたくなる。
デビー・マッコーマーのサイトで編み上がった作品の写真も載ってますが、すごく素敵。ベビーもいないし予定もないけど笑
ほんと残念なのは、ハーレクインハーレクインした、タイトルとカバー…これじゃ、手に取る人は限られちゃうよね。せめて、ヴィレッジあたりで、シンプルな表紙でだせば、もっとヒットしたんじゃないかなーーー
Posted by ブクログ
リディアはこれまでに2度癌を患い、そのたびに恋人を失った。苦しみと悲しみを乗り越えた今、念願の毛糸店を開き、そこで編み物を教えることにした。集まったのは3人の女性。みな、冷めた夫婦愛、不妊、初恋の再燃など、さまざまな悩みを抱えている。そんな彼女たちにとって編むことがしだいに癒しになっていくのを見ながら、リディアは隠やかな日々を送っていた。ところがある日、店に突然現れたハンサムな男性ブラッドを目にし、彼女の心は大きく揺さぶられた。その瞬間、恋に臆病なリディアの、世にも切ない物語が始まった…。
デビマらしい女性たちの群像。主人公をはじめその他三人の女性たちのさまざまな悩みや不安、喜びや愛が読ませる。ただ複数人を扱っているため印象は散漫。