あらすじ
1950年代、日本。元軍人の征四郎は米軍基地近くのキャバレーでボーイとして働きながら、どこか閉塞的な日々を送っていた。ある日、店内で日本語を上手に話すアメリカ兵・ジムに話しかけられる。流暢な日本語と柔らかな笑顔に絆されてしまう征四郎に、ジムは“下心”を打ち明ける。征四郎はそれを現在の日々を変えるチャンスだと感じるのだった。
「俺たちも“カップル”ってやつになってみないか?」――…
大型犬系アメリカ兵×トラウマを抱えた元日本兵
ストーリーテラー・松基羊が描く戦後日本を舞台にした救済BL、開幕!
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1950年代の終戦日本を舞台にした恋愛ドラマという感じ。時代描写と現代感覚のバランスがよく、難しくなくすっと入っていってどっぷり浸かっちゃいます。好青年のジムもかっこいいし、柾も普通の男前でストーリー運びも好みです。
時代背景についても、「ああ、こういう人もいただろうな」という雰囲気で、よい作品だなと思いました。
にしてもジムは真面目で優しいし(そして要領がいいのに不器用)、征はイイ男だなと、どちらもイイ男でした。作品の雰囲気好き。
戦後の日本
敗戦国の日本。キャバレーではアメリカ人相手に必死で生きる女性も多かったろう。そこで出会った一人のアメリカ人は日本語を学び、日本をリスペクトしてくれていた。ゲイだっていたんだろうなぁ、といまさらながらに思う。美しい作画、やさしい笑みの二人。良い関係のカップルになるという気がする。
絵が綺麗。二人ともめちゃくちゃ美男。戦後の日本人とアメリカ人のカップルで、シリアスで重めな空気感だけど二人がどう惹かれあっていくのかとても気になる。
絵が素敵なので美形男子を拝めて眼福です!
征の夢に出てきた相手はただの戦友だったのか、もしかしたらそれ以上だったのかしら⁈
でも征は一応ノンケな感じだけど、ジムとの今後が楽しみです!
切ないなぁ メランコリックです
ここまで待ったので 単行本まで待ちたい作品。描き下ろし付きかな?いつ出るのかな。
最終的には トラウマも薄れ、二人で日本を離れるのですが。
切ない気持ち満載で 続きが本当に読みたくなる作品です。