あらすじ
これまでクララは、華やかな貴族の世界とは無縁だった。母が身分違いの恋をし勘当されて以来、公爵家とは断絶。両親の死後、叔父夫婦に引き取られた。姪の幸せな結婚を願う叔母は、ある夜の舞踏会で、無謀にも“英国一の美男子”に目をつけた。パリス・マルホランド卿――ブルーの瞳の魅惑的な紳士だが、噂では放蕩者らしい。しかも、絶世の美女と婚約間近だという。一方マルホランド卿は、クララと知り合い、急に憂鬱になった。地味なドレスを着たお堅い修道女のような彼女に、陽気な紳士のぼくの頭が、実は空っぽだとばれたらどうしよう。★貴族の邸宅〈マルホランド・ハウス〉に集った、個性豊かな人々が織り成す複雑な恋模様の行方は……?★
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Posted by ブクログ
★3.5
放蕩貴族というか放蕩者を演じてるヒーローと、公爵の孫だが勘当され叔父夫婦の元で暮らすヒロイン。
この叔父と叔母のキャラが濃くて楽しかった。特に叔母はいいキャラしてる。
お互いにコンプレックスを抱えていて自分なんか相手しないだろうとジレジレ。
叔母さんが居なかったら主人公二人の関係も進展しなさそう(笑)