あらすじ
兄の結婚式を控え、デボラは悩んでいた。未亡人とはいえ、それなりに充実した日々を過ごしていた彼女に父がこのごろ再婚しろとうるさく言ってくるからだ。あまりの煩わしさに、彼女はつい嘘をついた。「お兄様の結婚式には婚約者とともに出席します」窮したデボラは、つかの間の婚約相手を探すため新聞の求人欄に“紳士募集”の広告を出した。意外にも応募者はただ一人きり。約束の日、待ち合わせ場所に赴いた彼女が目にしたのは、放蕩者として名高いリチャード・ケストレル卿の姿だった。★放蕩貴族と淑女の恋の駆け引きに謎と陰謀が絡んで、ますます目が離せません。★
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感情タグBEST3
ヒーローとヒロインの出会いから、親密になるまで、リズム良く進んで読みやすかったです。
この物語のヒロインはヒーローに惹かれていく自分に抵抗しながらも、素直に自分から告白やプロポーズをしてとても好感がもてました。
面白かったサスペンスの追跡劇の落ちがなんであったのか、またエピローグのお話との関連性が今一つわかりませんでした。