あらすじ
モノの持ち方、人づきあい、身体のケア、変わり続ける住まい……試行錯誤の末に気づいた、いまの自分にフィットする暮らしのヒント
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Posted by ブクログ
やはり、大平一枝さんの優しくて飾らない文章は良いですね。 好きです。 共感するところも多く、癒されました。
人生を振り返りながら、苦さ・切なさ・懐かしさ・満たされた想いと様々味わいました。
『かつて 問題が起きたらすぐ解決しなければ、
相手を理解しなければと必死になって
いた。
いま ある年齢を過ぎたら、どうにもならない
人間関係は逃げても諦めてもいい。
それより、わだかまりの手放し方を体得
したほうが得。』
『わだかまり』と表現されるその気持ち、よく分かります。 お母さま、お嬢さま、そして、お義父さまとのエピソードが、印象深く記されていましたが、近しい人との『わだかまり』を手放すのは難儀です。 やっと、手放したと想ったら、新たにできたり。
人生の後半は、スッキリ嫋やかに笑顔で生きたいものです。
大学一年生のお嬢さまの深い気づきに感嘆。
『「自分の許容量のなさは、傲りからきてたって気づいたんだ」』
『かつて 人より知っていることは、えらいと思
っていた。
いま 知らないので教えてくださいと言える人
こそ素晴らしい。』