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ワクワクする
主人公の茅野うみ子は65歳の女性。
最近夫を亡くし、四十九日が過ぎたものの味気ない毎日を送っていた。
知人の長話を避けるために久しぶりに映画館に入った彼女は自動券売機にとまどったりしながらもなんとか中に入った。
しかしうみ子は上映が始まったら映画本編より映画館の座席に座っている人たちの方が気になっていた。
上映後彼女は若い青年からそれを指摘される。
彼は隣の駅にある美大の映像専攻に通っていてうみ子と同じように上映中の客席が気になるらしい。
彼に家のビデオデッキを直してもらったうみ子はビデオを観ながら亡き夫が頬杖をつきながら映画を観ていた事を思い出す。
帰り際海(カイ)と名乗った青年にうみ子は自分と同じ映画が作りたい側なんじゃないかと言われた。
そうだったら今から死ぬ気で映画を作った方がいいとも言われるのだった。
自分は映画を観ている時は片時も画面から目を離したくない方なのでこんな視点のお話はとても新鮮だった。