【感想・ネタバレ】進化38億年の偶然と必然のレビュー

あらすじ

強いものが勝つとは限らない。運も重要である――
世界的な分子系統学者が着目する「進化」の最重要トピックス。
文系と理系の枠を超えて「進化」を読み解く!

今世紀に入って、科学分野は比べものにならないほどの精度と分析能力で発展してきた。日進月歩に新知見が登場し、それらを結びつけた、深く広い「進化の歴史」が語られようとしている。それが本書である。
アリストテレスの「生命の階段」からはじまり、ダーウィンの『種の起源』が革命を起こした、進化にまつわる仮説の数々。
分子系統学の登場で新たな時代を迎えた“進化学の現在”までを、探求の道をともに歩んだ研究者たちとのエピソードを交え、生物学的な空間、大陸移動など地球科学的な時間軸の絡みあいのなかにつむぐ、38億年の壮大な「進化」のストーリー! カラー口絵添。

◎漂流する大陸と生物の進化
◎進化発生生物学「エボデボ」
◎エピジェネティックス ほか

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Posted by ブクログ

進化論の歴史、大陸移動説を踏まえた生物の地理的分部、全ての生物の共通祖先(LUCA:the Last Universal Common Ancestor)について、地球の歴史における酸素濃度は気候の変化に伴う絶滅と進化、恐竜の絶滅と哺乳類の繁栄などのトピックを提供。気の遠くなるような時間軸の中で育まれた生物の多様性についてわかりやすく理解することができる。

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2023年11月18日

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