【感想・ネタバレ】奪われた乙女のレビュー

あらすじ

長年敵対関係にあるラ・ヴァロン家の次男バードに娘を傷物にされることを恐れたサー・ギランは、イゾルデを知人宅に預けることにした。そして、あろうことか、バードの妹フェリシアを誘拐した。一方、イゾルデは、居心地の悪い知人宅をこっそり逃げだした。タイミングよく現れたバードに続き、彼の兄サイラスもやってきた。自信たっぷりで傲慢なサイラスに反発しつつも、イゾルデは屋敷まで船で送ってもらうことにする。ところが、連れていかれたのは見知らぬ異国の地。なんとイゾルデもまた、誘拐されてしまった!★歴史上の人物たちが大勢登場し、美しく絵画的なシーンの数々はため息が出るほどです。まるで中世の宮廷にタイムスリップしたかのような華やいだ雰囲気を、どうぞご堪能ください。★

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ヒロインはちょっと「目くら蛇に怖じず」的な大胆な行動派。でもその上を行くヒーローに外堀を埋められ、抵抗しながらも彼を愛さずにはいられない。自尊心からくる彼への反抗も適度です。嫉妬で苦しむ自分に涙しているのも素直で健気で可愛いらしい。ヒーローもヒロイン一筋で、最後は大円団。
海を超えたり歴史上の人物が登場したり背景が壮大な割には、サスペンスやドラマティックな場面があまりなかったのが少々物足りなかったかな〜。

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2022年03月09日

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