あらすじ
足を滑らせ川に落ちてしまったアリゼは偶然通りかかった青年に救われる。呆然とするアリゼに青年は問う。クリスタンヴァル伯爵の屋敷を探している、アリゼ嬢に会いたいのだと。それは私……と答えると、青年はひどく驚いた様子で、でもはっきりとした口調で「俺と結婚してほしい」とプロポーズする。彼はロレシオといい、この国の公爵子息だという。そんな人がどうして私と? 初対面なのに? 大混乱のアリゼ。隣国の公爵家の流れを汲むアリゼとこの国の公爵家のロレシオが結婚することで、二国間に漂う不穏な空気を払拭するための王命による政略結婚なのだ。そしてロレシオはこの結婚に愛を注ぐ気はないときっぱりと言い切り……
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匿名
最後は駆け足
短文のためおさめきれなかったのかも知れませんが、二人の距離を縮めていく過程や溺愛に変わるところがはしょりすぎて、読みはじめは良かったのに残念です。イラストはとても好みでした。
物足りませんでした
読み始めからすぐにヒーローがずっと一途に思っている初恋の相手がヒロインであることがわかっていたので残念でした。読み応えもそんなにありませんしサラッと終わった感じです。