【感想・ネタバレ】厭談 戒ノ怪のレビュー

あらすじ

「年末年始、特別手当を出すから、夜間、駐車場を見回ってほしい――」
それは霊と人とのエグい因縁の体験だった! 「事故現場」より

霊に憑かれる人、霊に弄ばれる人!
いやーな実話怪談集!

怪談師として活躍中、後味悪い厭怪談の名手〈三代目怪談最恐位〉夜馬裕の待望の新刊!
陰惨な事故物件へ引っ越してから次第に妻の様子がおかしくなり…「逃げ回る男」
正体不明の誕生日カードに込められた驚愕の真実「しもべより」
亡き伯母の家に隠された壺から溢れ出る恐怖「お籠めさま」
先輩に憑いた女の謎を探るうち、やがて辿り着く忌まわしき正体「お嬢さん儀式」
そして、「圓山町怪談倶楽部」で語り、観客を震撼させた伝説の恐怖譚「墳墓の丘」を完全版として収録。行方不明になった親友に纏わる怪異と戦慄すべき謎とは!

みっしりと濃くねっとりと黒く紡がれる恐怖の数々をご堪能あれ。

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厭な気持ちに浸れます

夜馬裕さんの厭な後味の怪談が大好きなので、一冊丸々堪能させていただきました。怪異が恐ろしいのか、生きてる人間が恐ろしいのか、分からなくなるような気分になれました。最後まで読むとまた初めから読み返したくなるような仕掛けの本です。2回目はまた違う怖さが堪能できそうで楽しみです。

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2022年08月23日

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