【感想・ネタバレ】オルレアンの魔女のレビュー

あらすじ

「オルレアンの魔女」が甦り、監獄の島で惨劇の幕が上がる!

地下道、鉄仮面の女、孤島、魔女伝説……映画祭の町にセレブが集うとき、連続殺人の幕が上がる。数学的論理で謎を解く刑事とソプラノ歌手が辿り着く、現代史の闇。――中川右介(評論家)推薦!

映画の都、監獄島、そして魔女の街へと駆け巡る探偵行!

パリ・オペラ座新作公演の主役に抜擢された天羽七音美。原作者レジーヌ・ブラパンがこだわる「黒髪のジャンヌ・ダルク」像にぴったりなのだという。演出家ジャック・ロランの依頼で、七音美は宣伝のためカンヌへ渡る。その頃、パリでは娼婦が丸刈りにされ殺される事件が起こっていた。被害者はカンヌのホテルの部屋番号と「オルレアンの魔女」という謎の言葉が記されたメモを握っていた。捜査にあたる刑事エミールもカンヌへ飛び、そして舞台は忌わしき伝説の残る「監獄島」へ。果たしてオルレアンの魔女とは……

装画・佳嶋


-目次-
Ⅰ東京
Ⅱパリ
Ⅲカンヌ
Ⅳ監獄の島
Ⅴ修道院の島
Ⅵオルレアン
Ⅶカンヌ

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Posted by ブクログ

ネタバレ

中世フランスドロドロ系かと思いきや、思いっきり現代物。
探偵的探偵が曖昧だが、絵になりそうなシーンが多く、一幕の映画のよう。

導入部でいい気になっていたら、すっかりやられた!

0
2024年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 ゴシックミステリでしたねぇ。

 『巌窟王』を思わせる舞台設定。そして有名な海外旅行につきものの都市伝説。

 うまく合わさっていましたね。オペラファンでもありますので、そうしたところも楽しかったです。

0
2021年10月09日

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