【感想・ネタバレ】運命の甘美ないたずらのレビュー

あらすじ

新進彫刻家で、週一回、小学校で美術を教えているフェイスは、イタリア人実業家のヴァレンティーノとつき合い始めて一年近くになる。心の絆も将来の約束もなく、ただベッドで楽しむだけの関係。彼女はそれで満足だった――彼の子を身ごもったと気づくまでは。どうやって打ち明けるべきか悩んでいたとき、教え子のジョスエから自宅での夕食に招かれる。来てくれたらパパも喜ぶと聞いてフェイスの心に希望の灯が点った。実はジョスエはヴァレンティーノの息子なのだ。私と息子の関わりを知り、彼は一歩前進することにしたのかも。しかし予想は外れた。玄関先に“愛人”を見た彼の狼狽ぶりときたら!■2005年の日本デビュー以降、華麗な作風でヒットを飛ばし、たちまち人気作家の仲間入りをしたルーシー・モンローの新作をお届けします。熱い二人の恋のゆくえをお楽しみください。

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結婚はしないけど愛人関係は続けたいすっとこどっこいヒーロー。でも最初からヒロインにメロメロなので、読んでてにやにや。ヒロインが激昂するタイプではないので、激しい口論にはならないのだけど、そのぶんヒロインのショックがじわりとしみてくる感じでなかなか良かった。結婚しない→子供ができたから結婚する→たとえ子供を流産しても結婚する!ってどんどん変化するヒーローが笑えた。すごい意志薄弱ぶり。あー楽しかった。

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2017年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヒーローとヒロインは愛人関係。
ヒロインはヒーローと知り合うより前に、彼の息子と母親に知り合ってるという設定。
彼の息子に招かれた時は「家族として紹介してもらえるんだわ!」とうきうきしてるんだけど、ヒーローはヒロインが来ると思ってないから混乱するのが面白い。

結婚しないなら別れを選択するのがヒロイン、欲しいものは諦めないけど結婚するなら自国の人と決めてるヒーロー。
(ハーレの)シチリア人だから、執念深くて傲慢なのがデフォだけど、ほんと都合が良すぎるぜと文句の一つも言いたくなります。


話が進展するのはヒーロー母乃お節介から。
すれ違いながらもお互いの愛を受け入れられて良かったよ。
ヒーローもちゃんと反省してるし、偉い!
ヒーローが「気持ちを言葉にするのが苦手だ」と言いながらたっくさん言葉にしてるのが面白い。これ以上話したら詩人レベル。

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2011年01月16日

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