あらすじ
大前研一の自伝的メッセージ・・・21世紀を生きるビジネスマンへ。 21世紀をいかに生きるか?――「大銀行のエリート行員と胸を張っていても、定期預金をすすめているだけなら、ファスト・フードを売ってるのと何もかわらない」――本書は、ミスターボーダレスと世界で称賛される大前研一の、世界的コンサルタントとしての仕事のやり方を、初めて詳細に明かしたものである。激動の世界経済の中で、21世紀を背負って立つ、すべてのサラリーマン、若者に活用していただきたい。
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Posted by ブクログ
単身赴任の中、自宅の断捨離対象になった。
2001年の本。10年前に読んだみたいだが、内容は全く覚えていない。
勉強熱心だったんだと過去の自分に感心。
目次を見るといいことが書いてある。
目次
第1章 「知的ホワイトカラー」をめざせ
☆絶えず自分に質問する
第2章 「知的に怠惰な人」は、リストラの餌食になる
☆運命は、自分に投資することで開ける
☆赤ちょうちんで文句を言ってもしかたがない
第3章 実力を見極め、向上させる発想法
☆毎年新しいテーマを一つ勉強する
第4章 世界標準から見た会社の常識・非常識
☆決定する勇気を持て
第5章 年金破綻・ビッグバン時代の資産運用
☆金融の勉強次第で、人生に雲泥の差がつく
第6章 デジタル・ネットワーク社会はボーダレス・ワールドだ
Posted by ブクログ
サラリーマンが、将来のことやこれから何をすればよいか、常に頭で意識して考えておく大切さを知ることができる本。
<気になったポイント(抜粋)>
・絶えず自分に質問する。
物事をよくするためには何をすればいいか考える
・世界を視野にいれて考える
日本でうまくいっても世界と比べると規模が違う。
・新しい価値を生み出す人間になる
・今日やるべきことは明日に延ばさない
・やり直すときは思い切ってやり直す
⇒退路を断ってそれしかないと思い込む決意をもつこと
・何事も3つのCで考える
カスタマー(顧客)、コンペティター(競争相手)、カンパニー(自分の会社)
・自分にとって大切な言葉を集める
・自分の意見を堂々と言うようになれ
⇒何度も上司に怒鳴られても自分の意見を言い続ければ、
そのうち「何かいいアイデアはないか」と聞かれる。
・付加価値をつける
○幼稚園やベビーシッターと同時に英語を教育
○別荘の管理など
・価値のあるものに消費者は高くても金を使う
・起業の例
一人が会社をやめて残りの人間がその人の給料を払う。
そうすることでそいつは専念できて、ほかの人間も手伝いやすい
4人でやれば4回繰り返せる
・会社をよくするための解決案を常に懐で温めておく。
⇒聞かれたときにすぐに答えられれば評価があがる
<感想>
最近は景気も不安定で、終身雇用も守れない時代です。
そんな中、サラリーマンとして会社に頼りきらず、生きていくための本だと思います。
まず、会社では『自分の意見を堂々と言うようになる』のが大事です。
何度も上司に怒鳴られても自分自身の意見を言い続ければ、そのうち
「何かいいアイデアはないか」と聞かれるようになります。
やはり、自分で情報発信している人は、周りからもそのような人と
認識されていくので、言い続けることは大事です。
また、サラリーマンとしては、やはり会社をよくしていかなければなりません。
常に会社のためのアイデアや課題の解決案を懐で温めておくと、
誰かに聞かれたときにすぐに答えられれば評価があがります。
私もサラリーマンとして生きていくために、常日頃、会社のこと、
自分のことを意識して仕事していきたいです。