【感想・ネタバレ】セネシオのレビュー

あらすじ

「長安牡丹花異聞」で第3回松本清張賞を受賞した著者が初めて挑む“コージー・ホラー”(居心地の良いホラー)小説。バイオ世界という不可視領域を舞台に描かれる戦慄の傑作ホラー。なんの取り得もない学生・梅原司は、クレーの名画セネシオの名を持つ謎の美少女から自らがサイコキネシス(念動力)を持つことを知らされる。クレヤボンス(透視力)を備え、微細な物質を念動力によって動かせるサイコキネシストだというのだ。細胞の改造はおろか強力な病原菌を作ることも思うがまま。人類を滅亡に追い込むことさえ可能な恐るべき超能力者となった青年を中心に展開する近未来バイオホラー小説。

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Posted by ブクログ

ちょっと話をつかむまで時間がかかるけど、
分かってきたらおもしろい。
そう来たか!っていう感じ。
よくこんな話思いついたな~。

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2011年01月22日

Posted by ブクログ

何のとりえもない大学生がすごい超能力に目覚めたら!?

という、どこかで聞いたことがあるような設定だが
細胞などの情報のおかげでファンタジーにならないところがおもしろい。

能力者の前に現れる物は、
その人物の心にあるひとのようだけど誰が何のために。

0
2010年03月26日

Posted by ブクログ

公民館で借りた、当たりの本。
読みやすい本しか読まないし。
田口ランディのオカルト的な興味深さに、すこし通じるような・・・
さえない大学生の男の子が、不思議な女子高生に導かれて、サイコキネシストとして目覚めていく。
セネシオの正体がわかってしんみりしたあとも、興味深く続く展開。
頭脳プレーや恋愛も、臨場感があって、それぞれの人生が、巻き込まれながらも、
憎めない主人公、梅原くんを、みんな好きになっていく・・・

0
2009年10月04日

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