あらすじ
夫婦別姓問題を知り、考えるための入門書。サイボウズ社長の青野慶久氏が、夫婦別姓を求め訴訟を起こした! 各界ビジネスリーダーたちは賛同、各紙誌の調査では賛成多数にも関わらず、なぜ「選択的夫婦別姓」は達成されない? 大きな話題となった青野社長の裁判、活動を通して、夫婦別姓を基礎から知ることができる。「子どもがかわいそう」「家族の絆がこわれるのでは?」といった疑問や不安についても応えます。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
現代で選択的夫婦別姓を導入しない理由はないと確信した。特に印象的だったのは、明治時代の家父長制から、日本国憲法による家父長制の廃止に至った際、戸籍の仕組みも変えないのは紙不足が理由とのこと。正直、は?という気持ちになった。もちろん、戦後日本で紙不足という事実はあっただろうが、そんなしょうもない理由で戸籍制度が続いてんのかと呆れてしまった。
不利益を被っている人がいて、別に現状の同性を望む人も困らないのであれば、選択的夫婦別姓を導入しない理由はない。
Posted by ブクログ
戸籍とは一体何か?という長年の疑問に対しての答えが簡潔に書いてあり良かった。
それ以外にも、真っ当なことしか書いていない。
選択的夫婦別姓、早よ!
Posted by ブクログ
「選択的」夫婦別姓: IT経営者が裁判を起こし、考えたこと。青野 慶久先生の著書。選挙になると「選択的」夫婦別姓に賛同しますという政治家がいっぱい出てくるけれど、いつになっても「選択的」夫婦別姓が実現していない。「選択的」夫婦別姓を実現するには青野 慶久先生のようなビジネスリーダーに先頭に立ってもらうしかないのかも。今となっては非常識かもしれない古い常識にばかりとらわれる時代遅れの一部の政治家や裁判所に任せていてもきっと何も変わらないから。
Posted by ブクログ
「選択式夫婦別姓」について分かりやすく書かれており、1時間でサクッと読める。
概要から日本国内での検討状況、世界から見た日本の立ち位置、夫婦同性制度であることによって生じているリアルな悩みなどなど、読んだ後問題の大凡の概要については理解したかなと思える。