あらすじ
婚約破棄したばかりの美女は男性たちと愉快に談笑していた…。彼女の名はアネット。コンラート伯爵家の令嬢だ。教養も兼ね備えたアネットに求婚者は絶えないが、彼女の自由な振る舞いに冷ややかな視線を向ける者も。そんなアネットには密かに誓っていることがあった——。それは大事な友人であるソフィアよりも先に結婚して幸せにならない、ということ。アネットはわざと周囲から批判されるよう振る舞い、ソフィアを引き立たせようとするも上手くいかない。とある晩、ソフィアの魅力が分からない男ばかりと、独りつぶやいていると、アルブレヒトという美しい男性に声を掛けられる。手の甲へキスされた瞬間、今まで抱いたことのない感情に気づくアネット。この出会いの後、アネットは王妃の侍女として宮廷に出仕するよう命じられる。宮廷に赴くとそこにはアルブレヒトの姿が! 混乱するアネットだが、彼が次期国王であると知らされる。さらに突然キスまでされてしまい…。次期国王アルブレヒトは相当な遊び人と噂されていたのだが……!?
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タイトルが?
悪役令嬢ものかと思いきや、全然違うお話でした。親友のために派手な女性を演じる姿に王子が一目惚れして、王城に呼び寄せたけれども、王子の遊び人の噂を知って主人公が悶々とするお話です。
悪役令嬢?
悪役令嬢といえば悪役令嬢かもしれない。イメージが悪くて男を侍らせるタイプの悪役令嬢でした。ヒロインが勝ち気で、国王に対しても大人しく話さないので、大丈夫なのかヒヤヒヤしました。そんなに長い話ではないのでサラッと読めます。
匿名
今一つ
ヒロインの言葉遣いも貴族らしくなく、友情のために自身の評判を落とす行為も思慮深さに欠けていて、刺繍などより読書が好きなわりにはお話の中で活かせてない。ヒロインの何が良いのかよくわからないお話でした。
期待したほどでは
期待したほどではありませんでした。
似た者同士のヒーローとヒロイン。本来の姿を偽っていたところから誤解が生じて離れてみたりします。反乱など話にありますがサラッと流れておりそこまで重くないです。
ヒーローの溺愛ぶりもよく分かりませんでしたし、ヒロインの殿下に対する気さくな言葉遣いも私には受け入れられませんでした。