あらすじ
幼い頃の事件をきっかけに、家族から疎まれてきた令嬢・エステル。姉の婚約者を誘惑したと言いがかりをつけられ、修道院へ送られることになったはずの彼女に、ある密命が下った。それは、とある高貴な男のもとに嫁ぎ、彼の子を産むこと。男――アンデリックとかたちだけの婚姻を結んだエステルは、はじめこそ不安を抱いたものの、意外にも穏やかな彼に、うまくやっていけるのでは、と希望を抱く。けれどエステルの胸に安らぎが訪れるたび、過去の記憶が彼女を苛み、ある決断を強いることになる。――かつて罪を犯した私が、幸せになどなっていいはずがない。私がすべきことはアンデリック様の子を孕むことだけ――罪の記憶が交差する、切なく激しいラブロマンス! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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作家さん買いです。前作が好きで、今作も期待していましたが、半ばまでのヒーローのヒロインに対する態度がイマイチでした。あの態度から溺愛って言われても、、、。最後の終わり方は素敵でした。
姉のクズっぷりがすごい
作者様買いです。いろいろクズが登場しますが、とりわけ姉のクズぶりがすごい。元婚約者も相当なクズです。両親も一度、自分たちがなにをしたかを考えるべきで、、いや、考えられる人ならここまでヒロインを虐待しないですね。ヒロインが可哀想すぎて、途中、読むのがつらくて。もう、実家要らないでしょうし、このまま縁切りですねー。
面白かったです。
虐げられて育ったヒロインと愛を知らないヒーロー。なんとなく王道の組み合わせなのですが、引き込まれるお話でした。
ずっとヒロインの心を折ってきた家族への断罪がぬるいのでちょっとモヤっとしますが、弟くんが生きていた事にホッとしました。
釣り合いがちょっと...
虐げられたヒロインが幸せになっていく王道ものですが、あまりにも長く理不尽に虐げられたわりに、ざまぁというか、虐げた両親とか、嘘つきで最低の姉やその婚約者に対する罰や境遇が甘いというか、バランスがとれていないと感じて読み終わってもスッキリしませんでしたので、この程度の甘い処罰にするなら、ここまで虐げないほうが良かったのにと感じました。そのバランスが良ければ、なかなか面白かったのではないかと思い残念です。
王道
コミカライズから続きが気になりこちらを購入しました。王道ストーリーです。
宝石眼という特殊な目を持つ姉だけが優遇されていた実家で冷遇されていたヒロイン。そして王命でヒーローのもとに嫁ぐことになります。始めはすれ違いで冷たかったヒーローですが徐々にヒロインに惹かれ溺愛するようになります。そしてヒロインは婚家で幸せに、という王道ストーリーでした。
色々と姉とその婚約者の行動が杜撰過ぎたりツッコミたくなるところはありましたが、ラストで弟と再会できて良かったです。作者さんが好きで色々読んでいますが、あまりにも王道過ぎて特出したところがなく少し残念でした。