あらすじ
少年ギャング抗争の間で生まれた、禁じられた恋。伝説のブロードウェイミュージカルのノベライズを、新訳で刊行。解説/大串尚代
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Posted by ブクログ
リフが率いる白人非行少年グループ、ベルナルドが率いるプエルトリコ系非行少年グループが決闘を行いそれぞれのリーダーが最後には命を落とす。この小説が描かれた当時の時代背景が気になったが、各国からの移民がやってきてはコミュニティーを形成していく中でこのような争い事は避けられないものだろうか。何か若い少年達が働く場所があればこのような争いは無かったではないか。ハッピーエンドではないが何か読後心に引っかかる感じがする。スピルバーグの映画も是非チェックしたい。
Posted by ブクログ
ストリートギャング"ジェッツ"とプエルトリコ系ギャング"シャークス"の縄張り争いと禁断の恋。
「〜世のなかのありようとはそういうものだ。そして世のなかが変わらなければ、そのありようもずっと変わりはしない。」
悲劇からの、考えさせられる締め方。
この締められ方がなんかすとーんと腑に落ちた。
その後解説読んで、批評家アトキンソンの
「主題は美しいものではない。しかし『ウエスト・サイド・ストーリー』が導き出したものは美しい。なぜならこの作品には真実を探求しようとする眼差しがあるからだ」という言葉で更にすとーんと!
「なんかいいな〜」と思いながら読んでたのが「美しい」の一言であぁ!と。
スピルバーグ版の映画も見に行きたいな〜。
昔見た映画の記憶が薄れてるから、
どの場面でどの音楽が流れるのかワクワクする。