あらすじ
【イラスト付き】草原の民のユルーは、幼いころから共に過ごし特別な絆で結ばれた相手ドラーンと大切な仕事を任されていた。
馬の気持ちがわかるユルーと、冷静に馬を見抜く力を持つドラーンが一緒であれば、難しいとされる調教もうまくいくのだ。
そんなある日、外から訪れた客・ムラトに二人の関係は対等ではないと言われてしまう。
ドラーンが自分と一緒にいてくれたのは、義務感からなのではと思い悩むユルーは、ドラーンと距離をおくが……。電子限定書き下ろしSSを収録!!
感情タグBEST3
意味ありげな第三の男(ムラト)が登場した辺りから、ユルーの気持ちが変に揺れ始めて、これからムラトに転ぶの?!って途中で投げ出しそうになりましたが、我慢して読み進めてよかったです。
馬や犬と気持ちを通わせるっていうユルーの設定も魅力的でした。なによりサマミヤアカザ先生のイラストが私には高ポイント。先生の名前がなかったらスルーしてしまう本のタイトルでした。
読み進めていて気付いたのは、こちらは「草原の王は花嫁を征服する」のシリーズだったんですね。やはりタイトルには草原を入れていた方がよかったのでは?と思いました。第四弾も期待しています。
スピンオフ?
スピンオフ?
草原の民シリーズ
小さな頃から一緒にいて居るのが当たり前の関係なら
離れた時の寂しさは切なく苦しいよ
改めて「横にいる」関係が素敵でした