【感想・ネタバレ】日本学術会議の使命のレビュー

あらすじ

「学者の国会」ともいわれる日本学術会議.戦時体制への反省から設置されたが,そもそもどんな存在か.2020年,首相による会員候補者6人の任命拒否という前代未聞の事態が発生.これを機に,法的・歴史的にとらえ直し,科学者の社会的責任,学問の自由の問題から課題や展望を考える.前史来100年あまりの略年表付き.

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Posted by ブクログ

歴史的経緯がコンパクトにまとめられており、議論の土台となる一冊。
いわゆる「任命拒否問題」も然ることながら、我が国における学術と社会との関わり、そして学術界におけるアカデミーの役割という観点から、結論ありきではない議論が求められていると思う。
そういう目で眺めると、特に隠岐先生の論考は示唆に富む。

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2021年10月10日

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