【感想・ネタバレ】大暗室のレビュー

あらすじ

飛行競技大会で超絶技巧を披露する二青年。正義を旗幟に掲げる貴公子と、帝都に大暗室と呼ぶ王国を築き全世界の覇者たらんと欲する地底魔との凄絶な戦いの火蓋が切って落とされた!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

船の事故により漂流する有明男爵と親友の大曾根五朗、有明男爵の家令・久留須左門。有明男爵と久留須を殺害し有明男爵の妻・京子と結婚した大曾根五朗。有明男爵の息子・友之助、大曾根五朗の息子・竜次。生きていた久留須の証言から罪を暴れた大曾根は京子を殺害。焼かれかけた久留須は友之助を連れ逃亡する。20年後、飛行機ショーで再会する友之助と竜次。大曾根竜次こと大野木隆一が組織した殺人会社に依頼を持ち込んだ辻堂。財宝のありかを示す暗号をとく星野親子を殺害し財宝を独り占めしようとする辻堂。辻堂に化けて親子に接近する大野木隆一。星野の娘・真弓と親しい有明友之助こと有村清。辻堂に化けて星野氏をつれて財宝を探しに出掛けた大野木隆一。自分の正体をあかし星野氏を殺害しようとするが、星野氏に変装した有村清。1度は大野木隆一を倒すが騙され、星野親子を誘拐される有村清。久留須と共に大野木隆一との対決を決意する有村清。世間を騒がす黒い渦。背中に黒い渦の現れた花菱ラン子。ラン子の替え玉を勤める野沢少年。舞台上で血塗れになったラン子。運び出されたラン子は蝋人形にすり替えられ誘拐される。ラン子の誘拐を阻止した久留須。明智小五郎の名前で呼び集められた6人の新聞記者たち。大暗室への招待。大曾根竜次の大暗室案内。囚われた少女たちの人魚。ラン子を再び誘拐した大曾根竜次の前に現れた有明友之助。警官隊に包囲された大曾根竜次の最期。

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2015年03月26日

Posted by ブクログ

乱歩さんの自解の通り、パノラマ島気談の地底版なのですが、
パノラマ島気談と比べると遥かに後味が悪い

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

最後の乱歩自身のコメントにもある通り、ポーのアレやら、ルパン的な冒険小説のノリとかが詰まってて、盛り沢山でしたね。特に、悪玉の方へスポットが多く当たってるので、悪役小説として楽しむ感じで。

あ、明智探偵はでてこない作品です。

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2016年06月20日

Posted by ブクログ

明智小五郎は出てこない。

薄気味悪い印象だが先は読める。
ミステリー、探偵小説というよりは怪奇小説に近いかな。
全体的に薄暗い印象で後味は良いとは言えないが悪いとも言えない。
呆気ない印象。

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2015年04月06日

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