あらすじ
私(蓑浦金之助)は会社の同僚木崎初代と熱烈な恋に陥った。彼女は捨てられた子で,先祖の系譜帳を持っていたが,先祖がどこの誰ともわからない。ある夜,初代は完全に戸締まりをした自宅で,何者かに心臓を刺されて殺された。その時,犯人は彼女の手提げ袋とチョコレートの缶とを持ち去った。恋人を奪われた私は,探偵趣味の友人,深山木幸吉に調査を依頼するが,何かをつかみかけたところで,深山木は衆人環視の中で刺し殺されてしまう……!
鮮烈な読後感を残す大乱歩の長編代表作を,初出時の竹中英太郎画伯による挿絵を付してお届けする。
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Posted by ブクログ
(区切りのいいところで萌をぶちまけます。)
まだ途中なのであとで書きあげます。
〜37ページ
やだ、乱歩チャン、あんた天才すぎない、、、??諸戸チャンの蓑浦チャンに対する愛情とか執着がもう完璧なのよ。泥酔して2人が蓑浦チャンの部屋行く下りとか。しかも美形攻めって、え、映像化してないの???嘘でしょ、、、
蓑浦チャンはピュアニッシモで可愛すぎるし、好きだけど優しくしたいから無理強いはしない諸戸チャンも推せる。普通の鈍感受けとは違って(もちろんそれもかわいいけど)蓑浦チャンが「もしや彼は私と初代との恋を知って、私に異性を与えないために、私を彼の心の内にいつまでも1人で保っておきたいために、自ら求婚者となって、私たちの恋を妨げよいと企てたのではあるまいか」って気づいちゃうところが素晴らしい。それにしても乱歩チャン、これは良い執着で助かります。本当にありがとうございます。時代を超える萌えパワーってすごい。先が楽しみすぎる。
〜123ページ
2人とも死んじゃった、、、
それにしてもトリックが見当もつかない。ほんとにどうなってるんだろう。壺や鼻のかけた乃木希典の胸像の意味が知りたい。家系図が大事なのは分かる。家系図から題名にある孤島に繋がるとか?
ここまでにもめっちゃBLポイントあって幸せ〜〜
読み直す時にまた書こう。
〜最後
読み終わった!とても面白かった、、、
Posted by ブクログ
今まで読んだ小説の中でずば抜けて面白かった。
普通なら途中で飽きてくるのにそれがない。
ただの殺人事件の謎解きかと思いきや、どんどん
スケールがでかい話になっていき最終的に
冒険的なことしてた。次何が起こるのかハラハラしたし、
登場人物も個性があって良い。
最期の3行くらいでうわ~!!!!!ってなった。
本当におすすめ。道雄…!(T_T)
主人公が初代さんの遺灰を食べて、復讐を誓ったシーンが
大好きすぎる~~
Posted by ブクログ
一日で一気読みした本。密室状態での恋人の死、依頼した探偵の衆人環視のもとの謎の死、さらにそこから繋がる怪事件の真相を解き明かすべくとある孤島へ向かう主人公と、彼に想いを寄せる諸戸。常識に囚われているとまるで太刀打ちできないトリックが次々と出てくるのも魅力だが、そこからが地獄の本番。一体何を食べたらこんな話が思いつくんだ。。
Posted by ブクログ
初代さんの骨の灰を食べるほど初代さんのことが好きな蓑浦さんは何で秀ちゃんの顔を見てから彼女に一目惚れしたのか今になってもわかんないやんwww高校生のときこの本を読んだことがあって、初代さんの魂に導かれて秀ちゃんと出会い、秀ちゃんのことが好きになったことを本で書いた。それはありえないのだろうって当時高校生の私何回も突っ込んでたことを思い出してめっちゃ笑ったwww相変わらず諸戸さんっていうキャラクタが一番好きだw寝ているうちに苦しかったときも最後の息を引き取ったときもずっと蓑浦さんの名前を呼び続けるって切なさを感じでた。
Posted by ブクログ
面白かった。一気に読めた。
恋人が殺され、その謎のために三重県の孤島に行き信組を探るという話。
ほとんどの登場人物の外見が気持ち悪いというのはどういう事なんだろう?