あらすじ
人類にレンズがもたらされ銀河パトロール隊が創設される以前、人類は地球を中心に三惑星連合を組織していた。その彼らを危機が襲う。エッドア人があやつる、かつてない超兵器をそなえた海賊艦の攻撃を受けたのだ。その戦いのさなか、人類はさらに、太陽系外の両棲生物ネヴィア人の宇宙艦と初めて遭遇する。三つどもえの戦いの行方は? さらに本巻では、宇宙を二分してきた善と悪の闘いが、はるかアトランティスの時代にまで遡って明かされる。そして、のちに人類を代表するレンズマンとなるキニスン家の歴史は、当時から連綿とつづいていたのだ! スペース・オペラの集大成、完全新訳版。
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Posted by ブクログ
レンズマンシリーズの前日譚とご先祖様の話。ファーストレンズマン直前の話も出てくるが、古くはアトランティス、更にアリシア人とエッドア人の馴れ初めまで遡る。歴史のエピソードなのでアンハッピーエンドの短編もあり、これはこれで新鮮。
しかし、特筆すべきは第一次大戦の話。スペオペを読んでいるはずがヨーロッパ戦線の戦場話を読んでいたぜ。
更に第二次大戦の話になると、スペオペを読んでいるはずが企業小説を読んでいたぜ!
解説にも記載があるが、E.E.スミスの体験を下にしているらしく、中々生々しい。若い読者にサラリーマンになったらまた読んでご覧と進めるのは御愛嬌だが、エッドア人の組織論にまで踏み込むあたり中々興味深い解説である。