【感想・ネタバレ】裁判狂時代のレビュー

あらすじ

「石原裕次郎の弟」を自称する窃盗犯、エロに暴走する検察官、極刑を望む痴漢など、新聞やテレビ報道では決してわからない仰天法廷劇を、「傍聴ブーム」の火付け役が独自の視点で活写。究極の面白裁判全15編。今日からあなたも傍聴マニア!

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Posted by ブクログ

7年ぶりに再読しましたが、初読の時と変わらないくらいに面白かったです。
一般的に抱かれている法廷のイメージは、小説、ドラマ、映画、ゲームなどの影響で厳かだったり白熱していたり、とにかくかっこいいといったものだと思いますが、現実は案外間の抜けた裁判をたくさんやっていると知り、逆に興味が沸いてきます。
この本を読み終えて、私も傍聴に行ってみるかなと思っているうちに傍聴マニアをテーマにしたドラマが放送され、
今傍聴へ行ったら向○理ファンかミーハーな人だと思われちゃう!と懸念してはや幾年。
再読を気にまた裁判を自分自身の目で確かめてみたくなりました。
この本にははじめての傍聴に挑むためのハウツーなんかも載っているので頼りになります。

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2016年06月11日

Posted by ブクログ

裁判マニアでそれをネタにしている、阿曽山大噴火の本です。
厳しい事件の裁判ではなく、ホッコリするというかニヤニヤするというか、そんな裁判の傍聴記です。
基本的には東京地裁の裁判の話で、一部陪審員と裁判員の話、松本地裁などの地方地裁の話も掲載されています。
ドラマで見るような裁判ではなく、え?そこで脱線する?ちゃんと答えようよ?みたいな裁判ばかりです。
脱線するのも、被告だけじゃなく、検察官や弁護士、はては裁判官まで脱線しちゃったりするので、かなり楽しいです。
これを読んで、ちょっと裁判傍聴も面白そうだなぁとは思ったりしました。
時間とかいろいろ足りないですけどね。
有名事件関連だと、オウムの麻原、法の華三法行の福永法源の裁判の話も載っています。
宗教マニアでもあるようで、法の華のイベントに参加した時の話も載っていたりします。
単行本版からかなり追記されているようで、殆どの項に追記がありました。
単行本読んだ人でも、楽しめるのではないかなと思います。

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2015年11月30日

Posted by ブクログ

大川興業所属の阿曽山さんの裁判傍聴記です。
普段テレビで取り上げないような事件の裁判について、
面白く書かれています。被告は勿論の事、裁判官、検事、弁護士の方達も十人十色ですね。

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2014年07月07日

Posted by ブクログ

北尾トロの本よりは面白い

裁判所とか裁判そのものに関しての説明が詳しく書いてあるのでわかりやすい

読むと「ちょっと傍聴にいってみるかな」という気になる
(一瞬だけだけど)

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2013年07月26日

Posted by ブクログ

とても読みやすく、おもしろかったです。

裁判を傍聴しに行くときには、まずどうすればいいのか(入り口で荷物チェックや金属探知機がある、とか)など、詳しく書かれています。

以前に読んだ北尾トロさんのやつよりもおもしろかったかも。
あちらはおもしろい裁判をとりあげていたからおもしろかった、という感じがしましたが、こちらはさすが大川興業所属なだけあって、文章がおもしろかったです。

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2010年12月09日

Posted by ブクログ

芸人兼パチプロ兼バイトの鬼で、裁判膨張を趣味とする男、阿曽山大噴火による数々の裁判の記録。
この世でいちばんおもしろいものはやはり真実だと思う。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

5/21 おもしろかった。深夜番組でこの人の傍聴ノートを見たときから気になってた。北尾トロのものとは違って数をこなしていく中から見えたもの、とか裁判そのものについての記述も多く。オウム裁判など有名なものも多く興味深い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

8000を越える裁判を傍聴する芸人・阿曽山大噴火による著書。実際に本人が見てきた記録を生かした裁判傍聴記で、芸人ならではの語り口が笑わせてくれる。裁判記録なのに堅苦しさゼロ! それでも、やはり“実際に見ている”ということ、これは強い。喜劇的視点でも、麻原彰晃の裁判の様子などを読むと、感ずるべきものがあるから。初心者には実に頷ける一冊に思えた。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ショボい事件の裁判のほうが面白い。って、被告本人含め、関係者たちにとっては面白いなんて言われたらたまらんのでしょうけれど。

人気の裁判傍聴の抽選に無理やり並ばされたのがきっかけでハマり、それがすっかり趣味になってしまったという芸人による裁判ガイド。冒頭の初心者向け傍聴マニュアルを読んだだけで即行ってみたくなります。

そんなアホくさいことを真面目に話しているのが可笑しいことって、日常でもよくありますよね。たとえば私が思い出すのは、下着泥棒を働いたどこぞの教師の動機についての報道。アナウンサーが大真面目に「動機について、『ムラムラした』、とのことです」と言っているのを聞いたとき、笑いが止まりませんでした。本作でも「それを真面目に話している」のがオモロイところ多数。

人間ってものは、ほんとにバカ。それを読んで笑っているこっちもアホ。

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2018年05月04日

Posted by ブクログ

Podcastで聴いて面白かったので購入。文章は読みにくい…芸人さんなので、やはり聴く方が楽しいですね。
ニュースにならない小さな事件の裁判を通し、知らなかった世の中を知るというのはショッキングです。怖いもの見たさで裁判傍聴に行きたくもなる、かも。他の著書も読んでみます。

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2012年08月11日

Posted by ブクログ

裁判員制度が始まって、日本の司法の在り方も変わって来た。検討課題も
あるようだが、個人的には裁判員にはなりたくない。だって、人が人を裁くの
だもの。それも素人が。

プロである裁判官でも、死刑判決を出すには相当の葛藤があるそうだ。
それなのに一般市民が犯罪者とはいえ、人の生死を判断しなくては
いけないのだ。それ、一生引き摺るだろう。

裁判員はやりたくないけど、裁判の傍聴はしてみたい。そんな時に役に
立つかもしれないのが本書である。

裁判所への入り方、傍聴でのルール、どんな裁判を傍聴すればいいか。
傍聴初心者への手引書になっている。

勿論、傍聴記も書かれている。世間に広く知られた事件の裁判が興味深い
のは勿論だが、日々、起こる小さな犯罪の法廷の方が面白そうだ。

猥褻図画販売の裁判で法廷に響く「オッパイ学園」なんて、どうやって笑い
を堪えればいいんだろうか。私だったら絶対笑うぞ。

主に東京地裁での傍聴記なのだが、数か所、地方の裁判所での傍聴記も
ある。東京地裁と比較すると、そののんびりさに和む。

ただ、ほとんどが話し言葉に近い文体で書かれているので、人によっては
合う・合わないが大きく分かれるではないか。私は読み難さを覚えた。

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2017年08月16日

Posted by ブクログ

裁判というと堅苦しそうだけど、そうじゃないんだよ、という話。
裁判の傍聴も面白そうだけど、それより裁判博物館に行ってみたい。

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2011年12月08日

Posted by ブクログ

やっぱオウムのところが盛り上がったかな。もちろんおもしろいんだけど、たまに「いや被害者がいるんだからそれはないだろー」て著者に対して思っちゃうのがちょっとね。そういうのこの人が一番わかってると思うから別に気にすること無いんだろうけどさ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

裁判所や裁判のしくみからわかりやすく説明。構成もしっかりしているし、頭脳明晰な方なんですね。でも文章もいいけど、語りの方がいいなぁ。特にTBSラジオ「ストリーム」に出ている時が最高と思われます。
2007.07.20

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

裁判傍聴記を面白おかしく書いてるので、軽く読めます。思わず笑っちゃうような裁判のエピソードとか。
オウム事件裁判のエピソードなんかも。

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2009年10月04日

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