あらすじ
モラン王国・第三王女のパトリシアは、愛情深く活発な少女。城を抜け出しては、王都の修道院で負傷兵のお世話をしている。モラン王国は隣国サイード王国と長きにわたり戦を続けており、パトリシアは国のために兵が血を流すことに胸を痛めていた。父の在位十周年を記念した晩餐会を数日後に控えたある日、二国の間に同盟話が浮上する。サイード王国の出した条件は、サイード王国の王兄であり、冷酷な男として有名なルドルフとパトリシアとの婚姻。国のため、民のため役に立ちたいと思う反面、敵国に人質のような形で嫁ぐことへパトリシアは不安を覚える。ルドルフとの婚姻に対する答えを出せず、憂鬱な気持ちのまま出席した晩餐会で、パトリシアはサックと名乗る傭兵と出会う。「敵国へ嫁ぐのか」というサックの問いにパトリシアは、見知らぬ相手への気安さか、ついぽろりと「恋くらいはしたかった」と本音をこぼしてしまう。するとサックは「では、私と恋をしませんか?」とパトリシアへ囁きかけてくる。素性も知らぬ傭兵の誘いに、パトリシアは……。
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溺愛執着最高!
パトリシアめちゃ良い子ですー!王女様らしさはあまり無いですが。でも自国民を想う気持ちはとても王女様で優しい子でした。
ルドルフは冷酷な男をキャラとして作り上げただけのこちらも良い奴でしたー!冷酷なと言うには違和感あるなーと思ってたらなるほどな理由。
終始ルドルフのブレない溺愛執着が良きです!
物語はよくあるシュチュエーションですがとても楽しく読ませていただきました!
序盤の悲壮感漂うヒロインと欲望だだ漏れなヒーローとの違いすぎる心情に、あっという間に心掴まれた。
軽めの内容だが、ヒーローの一途さが非常に良きでした。
そんなに、、、
タイトル通りでした。あまり波風がなく、最後、あっさりしてます。一度読めば、十分かなぁと思いました。後半、あきつつもがんばって読みきりました。ヒーローの一途な愛は良かったです。