あらすじ
中学校の国語の時間。「走れメロス」の音読テープに耳をふさいだ森見少年は、その後、くっついたり離れたりを繰り返しながらも、太宰の世界に惹かれていった――。読者を楽しませることをなによりも大切に考えた太宰治の作品群から、「ヘンテコであること」「愉快であること」に主眼を置いて選んだ19篇。「生誕百年」に贈る、最高にステキで面白い、太宰治の「傑作」選!
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Posted by ブクログ
畜犬談が一番好き。
ストーリーとは関係ないけど、「70〜80年前の文章ってこんなに普通に読めるんだ」と思った。
畜犬談の話だけしたい。これ前半ギャグだよね? 笑っていいやつだよね? 面白いよねこの主人公? 笑っちゃうよね?
これを読んだ人に、「この主人公は犬が好きだと思いますか?」って聞いて回りたい。