【感想・ネタバレ】幼なじみが妹だった景山北斗の、哀と愛。のレビュー

あらすじ

ほくちゃん、わたし、幸せだよ。

わたしは、ほくちゃんがいればいいんだよ。

相思相愛の幼なじみがいるのに、美人で変わり者の上級生冴音子とつきあいはじめた高校生の北斗。小学生の頃に出会い、あたたかな時間を一緒に重ねてきた幼なじみの春は、北斗の実の妹だった。そのことを隠したまま、北斗は春を遠ざけようとする。

小さな春。
泣き虫の春。
怖がりの春。

世界で一番大切で守りたい女の子が血の繋がった妹だという現実に、苦しむ北斗。
そんな北斗を一途に恋する春。
二人が辿り着く結末とは――
『“文学少女”シリーズ』でおなじみ野村美月先生の青春シリーズ第二弾。

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これはなんとも、ラノベ的には問題作と言っていいんだろうなあ。
タイトル通り、幼なじみの好きになった女の子が実は妹だったというお話で、読んでる間ずっと、これはどう言う結末になるのだろうかと気になっていたのだけど、そうか、そういう選択になったのか。
でも、そうだよなあ、これしかないよなあとも思う。
社会的にはもちろんアウトなのだけど、忌避感をまったく感じないのは、そこへ行くまでの心情を丁寧に描いているからだろう。
ちなみに前作にも登場した遥平と冴音子がまたいい味出している。
今度はこの二人がメインのお話が読みたかったり。

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2022年08月08日

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