あらすじ
由緒正しい大企業の令嬢・里花は、家のために政略結婚するも、夫は愛人のもとへ通い、夫婦関係は破綻していた。自分の努力が足りないのだと悩んでいたある日、かつて唯一恋心を抱いた相手である御曹司の奏士と再会。悩み相談をするうち、奏士の庇護欲に火が点いて…。人妻であるため彼を遠ざけようとするが、奏士は「俺の妻として奪う」と宣言。生まれて初めて教えられる本物の愛に、里花は次第に絆されていき…。
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感情タグBEST3
よかったねぇ、としみじみしちゃ
なかなか過酷な状況にいる主人公が、いろんなことを経て幸せになっていくストーリーなのですが、ラストの番外編にはとにかくよかったねぇ、とにこにこさせられました。
エロくもないしあたたかい愛情ってこの世のどこかにあるんだろうなと期待させられる、全体的にはヒーローの忍耐力というか執念に感動する以外にないお話でした。
ヒロインの傷つきやそこから立ち直っていく様子が丁寧に描かれていて、この作家さんらしいお話だと思いました。
ただひたすらに大事にされるっていいなぁ。
そう思わせてくれる幸せなお話でした。
感情タグにぜひ「励まされる」を作ってほしい気持ちになりました。
