【感想・ネタバレ】京都船岡山アストロロジー４ 月の心と惑星回帰のレビュー

望月麻衣

占い雑誌「ルナノート」が次の号を最後に休刊することに。
高屋らは本社の上司との面談に臨む。
一方桜子は、両親が海外から帰国することになり、神奈川での同居を打診される。
京都の大学に進学するつもりだった桜子は──。
二人に訪れた転機。
桜子の秘めた想い。
占星術嫌いだった高屋を星が導く。
書下ろし 。

[ブクログ · ★★★★★]

桜子たちを繋いでいた「ルナノート」が休刊し、WEBに移行する事になった。それに伴いそれぞれの進路が分かれる事に…

桜子の両親が日本へ帰国する事になり、桜子も京都の大学進学か関東への大学か揺れていたけれど、てっきり京都へ残るのかと思っていたので、ちゃんと自分の進路をきちんと見極めて関東へと決めたのには驚きました。

高屋への気持ちはまだ恋未満だったのに対して、全く異性として意識しない高屋にヤキモキしましたが、まさか大学卒業してから即結婚とは！正反対の二人だけど、落ち着く所へ落ち着いてほっとしました。

柊も自分の殻を破り、ちゃんと前へ進めて良かったです。

これで終わりなのは寂しいですが、良いラストでした。

[ブクログ · ★★★★★]

ついに完結＞＜。もっとこの物語の世界に、浸っていたかった＞＜。でも、一応、区切りは良かったかな……。もしこの続きが出たとしても、タイトルが変わってきちゃうだろうし、ここで完結は仕方ないなあ……。面白かった！
高屋さん、確かに成長したね！　桜子さんも成長した！　1巻の時点では、この二人が結婚、とかは想像もしてなかったし！　でも、成長した今なら、この二人、お似合いだね！
柊くんも成長した！　高屋さんと柊くん、本当に親友同士という関係でいいね！　素敵！
柿崎さんは残念だった！　でも、仕方ない！

[ブクログ · ★★★★☆]

面白かった。私も祇園祭りの宵々山の美しさやを感じたい。ブルーピリオドにも共感。エンディングも綺麗に纏まり、スッキリしました。