【感想・ネタバレ】百一 hyakuichiのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

『この世界の片隅に』『夕凪の街 桜の国』などで根強いファンを持つ、こうの史代が週刊漫画ゴラクで連載していたオールカラー1コマ漫画をまとめた1冊。
「百人一首」の上の句5字と下の句7字を合わせた12字で主人公・フクコを中心とした日常をゆるやかに描く。
「百人一首」を解説した本ではなく、「百人一首」で使われた12文字を使って言葉遊びで新しい物語を描くという、異色の「百人一首」本。
総天然色の絵を味わいながら和歌の語感に親しみダジャレや語呂を楽しむという「感覚」に特化した1冊で、こうの史代ならではの世界観を楽しめる1冊です。

こうの史代/著
1968年広島市生まれ。1995年『街角花だより』でデビュー。おもな作品に『この世界の片隅に』(第13回文化庁メディア芸術祭優秀賞)、『夕凪の街 桜の国』(第9回手塚治虫文化賞)など多数ある。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

百人一首。競技に夢中になると、上の句の5文字、下の句の7文字、そこにしか意識がいかなくなる。

その感覚にフォーカスして、その12文字だけで思い浮かぶイマジネーションを、ひとコマの絵にしたところがユニーク。

思いもよらない発想もあり笑える。
「あさじふの・・・あまりてなどか」は、朝市で、洗剤の「ジフ」のあまりものがセールされている!? そんな発想したことない(笑)

これで、なかなか覚えにくかった句が記憶に残り、札を獲るのが早くなればありがたい(笑)

0
2021年12月24日

「学術・語学」ランキング