あらすじ
剣は苦手だし、戦争中は後方支援部隊にいて、何の功績も上げてない。なのに栄誉ある王室護衛官に抜擢され、貴族の末席に加わってしまった――。不安に揺れるトリスタンはある日、同盟国からの使節の接待係を命じられることに!! 国賓として訪れたのは、戦線の英雄にして、大公の懐刀と名高い伯爵イーライ。身分も華やかさも併せ持つ不遜な男に、反発と劣等感を刺激される日々が始まって!? ※口絵・イラスト収録あり
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匿名
お話がすばらしいです。
『王室護衛官を拝命しました』の続編ですが、主人公が変わります。
1巻目もおもしろかったのですが、ヒーローが渋くてかっこいい上に、次々とお話が展開されていくおもしろさもあり、わたしはこちらの方が好きです。
1巻目より2巻目がおもしろいってすごいことだなあと思います。
試し読みで気に入った方はぜひ。
おすすめの一冊です。
よかった
王室護衛官の第二シリーズということでしたが初読みです。
受けは王室護衛官の一人。
攻めは今回、受けの国に大公と共に訪問してきた騎士であり伯爵。
受けと攻め両国の思惑や目的、駆け引きを織り交ぜてストーリーは進み大変読み応えがありました。
受けは騎士でありながら剣に劣ることで自信を持てずにいますが仕事は真面目で一途。
後になってわかることですがその仕事ぶりは王宮内一。
そんな受けを危なっかしく感じて惹かれてしまう攻めでした。
受けの過去が泣けて攻めでなくても守ってやりたくなります。
BL要素は少ないのかもしれませんが、それでも二人の間に生まれた互いへの気持ちが上手くストーリーに入っているので読み進めるのをやめられません。そして最後になって明かされる受けの生まれにも驚き。
攻めが国に戻る時は切なくて受けと一緒に泣けましたが、最後はやっぱり幸せになりました。
最初の一冊も読みます!