【感想・ネタバレ】色のない怪談 怖い本のレビュー

あらすじ

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クラスメイトの仁科涼子の提案で、ぼくは同じ市内に住む山岸良介という作家にインタビューすることになった。彼の家に通ううちに、毎日なにかがおかしくなっていく。きょうぼくは、この家から無事に帰ることができるのだろうか……。大人気の「本の怪談」シリーズ、衝撃の最終巻!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 本の怪談シリーズ第一弾の最後の巻として位置づけられている本。今までの物語の元凶とも言える怪談を書いた作者へ主人公たちがインタビューに行き、そこで渡される怪談の原稿を読むうちに不思議なことが周りで起こっていく物語。
 正直、この本は今までシリーズを読んできたファン向けの要素が強いと感じた。今までの本の怪談の色にまつわる怪談を象徴するように色をテーマにした怪談が一つずつ掲載されており、その内容も今までのシリーズの怪談より濃く、叙述トリック満載だったりと、それぞれの本の没ネタ傑作選のような印象を受けた。
 怪談の内容は幽霊とかが出てくるものの、どれも結局は人が怖い話となっており、そのことも人を食って本を書く作者に繫がっていくところが面白かった。
 個人的には「赤いランドセル」が一番好きだった。

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2022年07月14日

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