あらすじ
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松井さんのタクシーのお客さんは、不思議な人ばかり。時にはキツネやタヌキを乗せることだってあるのです。表題作ほか7篇を収録。
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Posted by ブクログ
文庫本版を読みました。きつねのおきゃくさんを読んでから、あまんきみこさんの書籍はできる限り読んでみようと決めて1冊目です。
知らぬ間に、たぬきやきつねや果ては夢の中の人まで、不思議なものとの境界を行き来し優しく声をかける様子に心が温かくなりました。
子どもに楽しんでもらえるかというと、お話が牧歌的すぎ、やや単調に感じられるのではと思いセレクトしづらいです。が、チャンスを見て誰かには読んであげたいな。
Posted by ブクログ
こんな続編があったとは。あまんきみこさんの世界観は時間をうまく超えてるなあ。何となくベアトリスポッターの話に向かう牧歌性があると感じる。
Posted by ブクログ
四年生の国語の教科書に載っていたので、松井さんシリーズを全て読破することとした。下記の内容でメモしていく。
【登場人物】
【季節】
【行き先】
【松井さんの人柄】
春のお客さん
【登場人物】わかいお母さんと小さい五つ子の男の子、わかいおねえさん先生
【季節】春
【行き先】いずみ幼稚園
【松井さんの人柄】動物でもタクシーに乗せてくれるし、狸だと分かっても気づかないふりをする優しい人
きりの村
【登場人物】黒い旅行カバンを持つ紳士(新聞社の人)
【季節】夏
【行き先】タケイダム
【松井さんの人柄】不思議なことによく遭遇する(人柄では無いが、、、)
やさしいてんき雨
【登場人物】花よめさんと親族(全員きつね)
【季節】?
【行き先】ブルースカイホテル
【松井さんの人柄】言葉がうまく出ないときは、自分のあごをなでてしまう。
草木もねむるうしみつどき
【登場人物】小さい女の子(正体はお婆さん)
【季節】夏
【行き先】かえで町三丁目
【松井さんの人柄】子供想いの優しい人柄
雲の花
【登場人物】赤いこまを持った女の子
【季節】?
【行き先】空町
【松井さんの人柄】雨に濡れている子供がいたら、無賃でもタクシーに乗せてあげる優しい人柄
虹の林のむこうまで
【登場人物】二人の娘さん(白鳥)、飼育係のげんさん
【季節】
【行き先】虹の林→りんどう公園
【松井さんの人柄】
まよなかのお客さん
【登場人物】ピエロ、女の子、くまの人形
【季節】?
【行き先】にんぎょう道
【松井さんの人柄】人間だろうと人形だろうと、楽しく過ごせるならどちらでも良いと思えた