あらすじ
文京区小日向にある学生専用アパート「つばめ館」では、大家の福子が入居者たちにご馳走をふるまうべく、手料理持ち寄りの「ポットラックパーティー」が開催されていた。ある日、同級生から「幽霊の出る坂」の話を聞いた沙央は、この謎を解くべく、次のポットラックに「謎枠」で参加することに。つばめ館ポットラックのルールは、手料理か、魅力的な「謎」を提供すること。果たして幽霊騒動の真相は……!?
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竹岡葉月先生の本! 「おいしいベランダ」や「谷中びんづめカフェ竹膳」が面白かったから、当然この本も期待してたけど……期待以上に面白かった~! 宗哉くん、かわいいね、好き好き~! 毒舌の女装っ子、かわいい! 勿論、男の子らしい宗哉くんも好きだよ~! 沙央ちゃんもヒロインらしく性格いい子で、ストレスなく読めてホッとする! 続きも是非、期待! 続編では、宗哉くんと沙央ちゃんの仲が進展するかな、楽しみ楽しみ!
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ポットラックって初めて聞いた。
私は人様に手作りごはんを食べさせるのは嫌だけど、デパ地下とかで買った物持ち寄りで気の合う友達とやったら楽しそう!
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入居したアパートには、手料理持ちよりパーティーの
ポットラックが月一回開催される。
まったく料理ができない…というより
他の事もできない。
今までの生活を考えたらそうですが
確かに言われると、ぐさっとくるものが。
ちょっと猪な性格の主人公と、ツンツンデレ? な
料理上手の男の子。
こちらも背景考えれば納得です。
基本、己の生活が基準になる、が
分かりやすく具現化した思考回路でした。
恋…は、どうでしょうか…?w
最後の話はちょっと問題あり、でしたが。
もうその身分ではないですが、この先考えると
言ってはいけない台詞でした。
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学生向けの下宿で、高校時代に柔道で鳴らしたものの故障して平凡な女学生になりたいと意気込む沙央のドタバタ劇というところか。おなじ下宿生に、女装好きな男の子がいたり、コミカルな感じで読みやすくて悪くない。
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美味しいものを決まった日に集まって持ち寄って食べる会。素敵すぎます。
女装が趣味なためなのか伝わらない恋心。果たして報われるときは来るのか(笑)
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柔道家の夢破れ、女子大に進学した沙央。入居した
学生アパート・つばめ館では、手料理持ち寄りの
ポットラック・パーティーが開催されていた。
料理の腕前が破滅的な沙央は、料理の代わりに
とある幽霊目撃談の「謎」を持参し…。
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沙央は柔道一本でやってきたから、女子力は確かに低いけれども、オリンピック目指していただけあって外国人選手とのやり取りもあり、実は英語は得意。
そういえば受験も英語で乗り切ったと言っていたような。
単なる脳筋残念女子じゃないところがよかった。
宗哉は色々設定盛り過ぎていてびっくりした。
謎解き担当の探偵役。
口悪し。
女子力が高いのは料理上手な点からも十分分かるが、他の方面の女子力も高い。
男子を手玉にとれるほど。
それでいて、シで始まるコンプレックスも拗らせているという。
設定盛り盛り。
そのせいか、後半は彼が少し大人になるのを見届ける話になる。
そう、結局子供だったのは沙央より設定盛り盛り宗哉だったなと。
いくら料理上手で、謎解きもできて、その他女子力が高くても。
総じて女子の方が先に大人になるものだ。
例え家事力は劣っていても。
結局大人の男の人になりきれていないから、彼女に男としてみてもらえない宗哉なのである。
美味しい食事に日常ミステリな謎解きも少々。
中には警察案件もあるけれど。
ポットラックという催しは初めて知ったが、楽しそうだ。
こんなホームパーティーが気楽に開ける世の中に早くなってほしいと思う。