【感想・ネタバレ】蝶よ花よとそのくちびるで ~わたしの家臣が愛をうそぶく~【単行本版】(1)のレビュー

あらすじ

信濃千代(しなのちよ)は小さな会社のアラサーOL。お城が名物の地方都市に幼い頃から住んでいる。ある朝、高級車から出てきたスーツのイケメンに、なぜか「姫。お迎えに参りました」と呼びとめられるが、アラサーで姫って冗談でしょ…と相手にしない。男は古賀政永(こがまさなが)。彼は千代の会社を買収した世界的企業のトップだった。「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る古賀は、町の城を買い取り(価格3億)、千代をそこへ住まわせようとするのだが……。『信濃の千代姫』となった彼女のまわりに、ひと癖ある人物が集まり始め、やがて『城』と『姫』にまつわる秘密が明かされていく。男と女の思惑が絡み合う中、千代の気持ちは誰に向かう……?

※本書には電子配信中の「【新装 加筆修正版】蝶よ花よとそのくちびるで~わたしの家臣が愛をうそぶく~」(1)~(5)が収録されています。

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ハッピーエンドだけど

面白かったです。始まりは「は?」でしたが。だって、いくら何でも普通の会社員に城とイケメン従者(達)が転がり込むとは、ハーレクインも真っ青な展開じゃないかと。そこに、一国当主の血筋や埋蔵金、血塗られた先祖の行いや跡継ぎ問題等が入り込み、良い感じにワクワク展開でした。

でも葦切さんは自由にしてあげようよー。洗脳を解いてあげてよ。自立して嫁を見つけて幸せになって欲しいよ。大体彼の過重労働に見合う給料は支払われているのか!? 払われているとしてもどこからの報酬なの? 
一成もニートにしか見えないけど、彼とその一派はどんな収入であんなに豊かに暮らしているのかなあ。不動産でも多く所有しているのだろうか。気になって仕方ない。

#笑える #ハッピー #切ない

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2024年07月25日

ネタバレ 購入済み

ガンバレ、姫さま

何というか、奇想天外な始まりです。いきなりお城をやる、明日から住みなさいって言われても、困っちゃうなー(笑)。想像するだに本当に困る。国宝を何度も上った身としては天守閣が如何に住居として不向きかわかります。

政長を始め、義母や出てくるキャラ、出て来るキャラが皆ミステリアスです。この作者さんの作品は大抵要所、要所に笑いが散りばめられているのだけど、今回はまだシリアスです。

それにしても今回の主人公は『姫さま』を押し付けられ、周りに振り回されて大変そうだわ〜。

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2021年11月21日

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