あらすじ
半世紀続く“救いのラジオ番組”が
「なぜ、あなたは悩んでいるのか」に答えます
57年前にスタートし、「時代を映す鏡」として相談者の悩みに寄り添ってきた、ニッポン放送の長寿番組『テレフォン人生相談』。
この番組で、昭和・平成・令和と3世代にわたり回答者・パーソナリティをつとめている加藤諦三が、「なぜ、あなたは悩んでいるのか」について解説をしながら、幸せへの目覚めかたを伝えていきます。
著者は本書内で「幸せになることを拒否する相談者たち」に「抑圧された心」があるのを理解すること、そこに悩み解決のヒントがあると書いています。
幸せを拒否する? まさかそんなこと……それが本当にあるんです。
人間関係、家族の問題、心の病気に、日常のモヤモヤ・・・悩みに苦しみ、壊れてしまう前にぜひ本書と出会ってほしい。
今あなたは、何に悩んでいますか? この本が幸せからのコールバックになることを信じて。
CONTENTS
1章 なぜ、あなたは悩んでいるのか、を知ること
2章 悩みの本質は“置き換え”であらわれる
3章 自立したいけど依存したい人の葛藤
4章 不幸はまき散らされる ~心のマスクを忘れるな~
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルから気になって読んだ本。
随所に今まで自分の中にあった違和感がこういう理由だったのかと当てはまるものが散りばめられている。
もう一度読み返したい1冊です。
Posted by ブクログ
悩みの全ては本心を隠したものであることがよく分かる。
細かい不満の積み重ねでお互い嫌いになっているケースでは、個別の事例自体はたいしたことがないだけになぜ嫌っているのか理解できないなど、納得できる具体例も多い。
長年人生相談に答えているだけあって、書かれていることへの重みがありました。
Posted by ブクログ
ご長寿ラジオ番組、テレフォン人生相談の本。
身に染みるというか、あーめっちゃわかるわー!私にもそんな時あったあった!と自分の自戒するところもあれば
え?!そんな人もいるんだ…と思うこともあり。
自分がのめり込むとは思わなかったけど、なんだかんだ毎日聴いている。
その中で今年に入って、ハマったテレフォン人生相談。
世の中いろんな人がいるとはいえ、千差万別とはこれまさに!と思い知った。
自分の人生を活性化するために、人の人生を利用している人。
他人に攻撃したり、べったり依存することで自分は幸せだと勘違いする人。
嫌いと寂しい、どちらを優先しているかでいうと圧倒的に寂しさを紛らわしている人の方が多い等々。
自分の人生を活性化するために、無理矢理不幸をまき散らす人がいるのかと
目が点になった。
自分を守る・防御するという意味でも心にいつも、マスク必須。
Posted by ブクログ
精神的に辛かった時に唯一読めた本。長年電話相談を受けてきた加藤さんが書いた本です。いろんな事例が紹介されていましたが、大事なのは、ことが起きた時に「この問題の本質は何か?」と考えることだとありました。起こった現象ではなく本質を問うこと。それが大事だと改めて思い知らされました。
Posted by ブクログ
自分が今カウンセラーとして悩んでいる方と接していることで理解に足りない点を知ることができた。シンプルなことではあるが、生きるのが苦しい人は自分に正直に生きていないとあるのを見て、"本当にその通りなんだよね"と再認識できた。
でも、こんなシンプルなことを私は忘れてしまいがちだから、日々、目のつくところにメモか何かでまた書いておくと良いのかもしれないと思った。
自分にとって認めたくないことを認めるのは本当に辛いし、勇気の要ることだが、それを認めることで道は開けると言う文面を見たとき、心のどこかでまたは脳裏に生みの苦しみと言う言葉がよぎった。
何をするにしても最初は苦しいものだろう。
自分自身を抑圧してしまう事は「自分の感じ方」を失ってしまうことだと読んで、私も主人と知り合うまでは、自分自身を抑圧していた人間だったと思う。
周りの人間の目を気にしては、自分自身は生きていなかった。
自分の感じ方を回復できたのも、実は主人のおかげなのだろうと思った。