【感想・ネタバレ】暗殺者の献身 上のレビュー

あらすじ

病身を押し、多発する情報員失踪の真相究明に当たるグレイマンは、やがて愛する女性の救出に赴き、世界を揺るがす陰謀の渦中に!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

暗殺者グレイマンシリーズ10作目。

ぶっ飛んだ設定で常時絶体絶命のコートランド・ジェントリーの物語も10作目かーと思うとフィクションとは言え良く生き延びたなと感慨深いものがある。

今回はキリの良い10作目にふさわしい名作だった。
特に、前作は面白いものの胸糞悪くなる内容が多かったので、今回は単純にスカッとする内容だったのも良かった。

物語の始まりは、南米においてジェントリーの同僚であるザックが任務失敗する所から始まる。

ジェントリーは前作から数カ月の身で、前回の戦闘のダメージが完治していない。
それどころか、ナイフで刺された鎖骨が感染症を発症し、完治まで絶対安静の状態だった。

にもかかわらず、CIAは彼をザックがやっていた任務に放り込む。
ジェントリーは厳しい体調に関わらず、任務をこなすが、予期せぬ暗殺チームとの戦闘に巻き込まれ、自分は大きな陰謀の渦中にいることに気付く。

そして病を押して、陰謀の中心であるドイツ・ベルリンへ飛ぶ。

相変わらず展開が速く、アクションシーンも豊富なものの、特に上巻は誰がどこで糸ひいている黒幕なのかという謎解き要素も面白い。

面白すぎて一気読みする作品でした。

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2021年10月23日

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