あらすじ
ただ、シルヴァンさまの側に、いたいんです……!
ひとりぼっちの小さなドラゴンが出会ったのは、理想を形にしたような素敵な騎士様。しかし彼はドラゴンの至高の目的である契約を受け入れてくれず…
人々から尊敬される正しい未来のため、騎士の契約ドラゴンになるべく群れを出たチビ竜。空腹で行き倒れたところを助けてくれたのは憧れのイメージそのままの騎士シルヴァンだった。フォンスという名をもらい人型での同行を許されるが、契約は断られ、従者としては失敗ばかり。そんな自分を懐深く見守ってくれるシルヴァンへ様々な思いが募っていくフォンス。実はシルヴァンが契約ドラゴンを持たないのには「愛」にまつわる秘密があって――?
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Posted by ブクログ
良いお話でしたー!夢乃さんて素敵なお話を書く作家さんですね。この話にも惹きこまれてしまいました。
タイトルにもある竜がすぐ泣いちゃうの可愛い。そして攻の騎士シルヴァンのバックグラウンドに唸って、その後の展開にも説得力が。
最後は駆け足さを感じないではなかったけど、それを入れても良いお話。そして、コミコミ小冊子ではシリカの救済話が載っていて過不足なし。すべてのドラゴンが幸せになるといいな。
Posted by ブクログ
絶対ドラゴンいらない人間x主人となる人間をもちたいドラゴン
ドラゴンと人間の関係が独自の設定をもつファンタジー
独自の世界観ゆえかちょこちょこ説明不足と矛盾と妙にRPGっぽい世界が気になったけど、作者さんの言葉を借りるなら、まあメルヘン。
終盤のお膳立てすぎる流れがちょっと好みとずれていたかな。
ポーちゃんかわいかったです。