あらすじ
リストラ、医療ミス、警察の不祥事…日本の行詰った状況を、ウイット溢れる語り口で浮き彫りにし、今後のあり方を問いかける時事エッセイ集。
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Posted by ブクログ
手厳しい…!と思いながらも、米原さんの目線も文章も好きです。面白かった。
20年前くらいに書かれた文章がほとんどですが、国内も世界情勢もむしろ悪くなっていってて、今もし米原さんがいらっしゃったらどんな文章書かれたんだろう…と早逝が悔やまれます。辛口が加速していたかも。
「愛の証」の、愛国を法整備していきたい人はそんなに自分の愛国心に自信がないのか、みたいなところを読んで(今じゃ学校教育に愛国教育あります)と思いました。米原さんからスパッと斬られそう。
愛国=妄信して、盲目になんでも「いいね!従う」ということではないです。国を憂えて、良くしていくために批評するというのも愛国だと思います。
…井上ひさしさんも「ついに、日本の戦後は終わり、戦前になった」っておっしゃってたんだ。20世紀中に書かれた回で引用されてる。。
この本が出版されたときに既に詰んでいたらしい日本、これからどうなる………世界も。パンピーは国内外ニュースを見て考えるしか無いです。暗い気持ちになる。
Posted by ブクログ
通訳者の米原さんの評論やコラムをまとめた1冊。1つの評論が3ページ程度なので、内容の難しさ(時事ネタが多い)に反してさくさく読めました。印象に残っている内容は「スーパーで売られてる高級魚の切り身の秘密」「日本人は働き過ぎ」「保険会社の地震保険の売り方がせこい」「神様を信じ続けた男の末路」「大学が引っ越すことによる影響力」「余力を残すためか蟻のサボり率は一定」とか。頭は使いましたがおもしろかったです。勉強になりました。