【感想・ネタバレ】絵草紙 波風露草玉手箱のレビュー

あらすじ

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物語と絵で織りなす、魅惑の異世界へ。注目作家と人気画家が贈る、言葉と絵の玉手箱。美しき魔物たちが誘う二つの絵物語――「うらしま」「蓬莱記」を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

浦へ漁に出たまま忽然と消えた兄を想う妹が磯部で見つけた甕を覗くとーー「うらしま」
即氏が、宮の周りをそぞろ歩いて出逢うもの、夜の宮に現れるものーー「蓬莱記」

「高野聖」「夜叉ヶ池」を思い出しつつ読む。
海、甕、雨、露、夜、ひんやりとした空気の物語。
暗闇で目を凝らして誰に遭ったのか探るような気持ちになる。
ヒグチユウコさんの人物画をこんなに見るのは初めてで、とても新鮮。
闇からこちらをジッとみているような彼女たちの静かさがじんわりと怖い。
感想を言葉にするのがとても難しい。

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2023年06月15日

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