【感想・ネタバレ】三略のレビュー

あらすじ

中国古兵学の最高峰「武経七書」のひとつに選ばれ、広く巷間に流布されてきた『三略』。その内容は簡潔にして柔軟で、北条早雲が最初の一句を聞いただけで兵法の極意を悟ったと伝えられる。本書は苛酷な乱世を生き抜くための機略を教える、兵法入門に最適の書である。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

老荘の影響を受け、組織の運営・管理に重点を置いた兵法書。軍事的な中身も見られますが、どちらかというとリーダー論が主題。現場のトップ、それを束ねる長の双方に関して言及が有り、現代における応用が可能です。
人の群れのとらえ方が面白く、また現実的でもあります。適材適所の重要性をここまで繰り返し説いた古典はなかなか無いように思います。組織の長や役職に身を置くなら一度は読む価値があると思います。

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2012年05月02日

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