あらすじ
まもなく国家殲滅型の最終戦争が起こり、その後に絶対平和が到来する。太平洋戦争前夜、戦史研究と日蓮信仰から生まれたこの特異な予見は、満州事変を主導し日本の運命を変えた。陸軍の異端児は何を語ろうとしたのか。
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日本の未来を見据えて、今を動かそうとする思考の勢いを強く感じられる。世界の情勢を深く分析し、日本国民性も隈無く考慮した戦略論。今の日本を考えるには、実はぴったりな作品なのかもしれない。
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なぜ日本陸軍が満州を欲し、華北を欲し、東南アジアを欲したのかその始まりの理由がわかる。
彼らはトーナメントが存在すると思い込み、かつその参加権を日本が手にするべきだと思っていたのだ。
ひとつになった世界は科学による恐怖の支配が想定されている。
とんでもなく早い航空機が跋扈し、大量殺戮兵器が睥睨する世界であろうと。
それだけでは倫理も道徳も無い無機質な冷たい世界に感じる。
そんな世界に天皇による御心が加われば、
精神的にも科学技術的にも完成された世界統一が成し遂げられると思っていたのかもしれない。
石原にとって日本によるトーナメント制覇こそ理想の完成だった。
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1940年の講演がもととなっている本書であるが、戦前の日本人が将来をどのように予想していたか(どこまで予想できていたか)がわかる有益な書である。
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メモ
英国は第一次欧州戦争の勝利により、欧州諸国家の争覇戦に於ける全勝の名誉を獲得しました。しかしこの名誉を得たときが実は、おしまいであったのです。まあ、やれやれと思ったときは東洋の一角では日本が相当なものになってしまった。それから合衆国が新大陸に威張っている。もう今日は英帝国の領土は日本やアメリカの自己抑制のおかげで保持しているのです。英国自身の実力によって保持しているのではありません。(p.42)
どうも、ぐうたらのような東亜のわれわれの組と、それから成金のようでキザだけれども若々しい米州、この二つが大体、決勝に残るのではないか。この両者が太平洋を挟んだ人類の最後の大決戦、極端な大戦争をやります。その戦争は長くは続きません。至短期間でバタバタと片が付く。そうして天皇が世界の天皇で在らせられるべきものか、アメリカの大統領が世界を統制すべきものかという人類の最も重大な運命が決定するであろうと思うのであります。即ち東洋の王道と西洋の覇道の、いずれが世界統一の指導原理たるべきかが決定するのであります。(p44)
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真の世界平和のためには、犠牲を厭わずそれこそ全力での戦争をしなければならない。そ、そんな…。もちろん賛成はしかねるけれど、完璧主義的に平和ってものを考えて、真摯に戦争の意義を考えるのであれば、こういう結論になるのかも。だからこそ戦争をしなくてはならない、になるか、だからこそ戦争はしてはならない、になるか。その部分だけが結局賛成しかねる部分なんだろう。いまの世の中の戦争ってのは、結局石原莞爾ほどの真剣味を持たずにやっている。だからこそ、なんだかもっと罪深い気さえする。
気に入った部分の引用
「皆さんの中にも、秀才と秀才でない人がありましょう。けれどもたいした違いではありません。ナポレオンの大成功は、大革命の時代に世に率先して新しい時代の用兵術の根本義をとらえた結果であります。天才ナポレオンも、もう二十年後に生まれたなら、コルシカの砲兵隊長ぐらいで死んでしまっただろうと思います。」
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書店でたまたま見つけて興味を持ち、購入しました。興味深かったのは、古代、中世、近代、現代の時代ごとに、西洋の戦争の歴史を分析し、戦争の性質を決戦戦争と持久戦争に分類したり、兵制を国民皆兵と傭兵に分類したりして、最終的には、東洋文明の日本とアングロサクソンの西洋文明の代表であるアメリカとが、「世界文明統一」のための「最終戦争」を行う、と予言したところです。戦史の分析については、西洋に限定されており、上述のように一般化できるのか、判断がつかないところもありますが、1つの考え方としては理解できます。また、本篇は昭和15年に発表されたようですが、そうすると、その一年後の12月8日に真珠湾攻撃が起きているので、アメリカとの最終決戦という予言は当たったことになります。日本は、対日石油輸出の全面禁止で対抗されながら、アメリカと、ぎりぎりまで交渉を続けたわけですが、一方でアメリカと戦わなくてはいけない運命も受け入れていたことがわかります。一方で、受け入れ難いことは、宗教の最も大切なことは予言であると言っているところです。「日蓮上人は、日本を中心として世界に未曾有の大戦争が必ず起こる。その時に菩薩が再び世の中に出て来られ、日本の国体を中心とする世界統一が実現するのだ」と日蓮が言うことを引用し、宗教面においても、日米の最終決戦が起きることを根拠づけようとしています。この辺の記述に関しては、胡散臭さを感じながら、話し半分で読みました。他にも突っ込みたいところはいくつかありますが、その一方で、なんとなく引き込まれるような魅力も感じました。例えば、八紘一宇は、現代では日本の世界征服の野望を表現した標語と考えられているようですが、これは、石原莞爾の信仰の師が、日本書紀に出ている神武天皇建国の詔勅の中の、六合を兼ねて以て都を開き八紘を掩うて宇を為さん…から作った新しい言葉ということです。真意は全く日本の世界征服でなく、道義に基づく世界統一の理想を述べたものであるという意味のようです。いろいろ書いてみましたが、上っ面しか捉えていないと思います。時間をおいて、日本国近代史を学び直した上で、読み直してみたいです。
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大日本帝国陸軍軍人である石原莞爾が1940年に発表した著作。1940年5月に京都での「人類の前史終わらんとす」の講演内容をまとめたもの。なかなか興味深い内容です。これから日本が突入するであろう最終戦争を欧米戦史や仏教などの観点から考察しています。ちょっと仏教のお話は微妙ですが、本職の軍人だけあって戦況の考察はさすがです。今では第二次世界大戦及び太平洋戦争の顛末を知っているので、ここに書かれた内容の当たっていた部分も間違っていた部分も分かりますが、当時の人たちがどう感じたか気になります。
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奇才を極めた人の描く未来。最終戦争という考え方自体、核の登場とアメリカの一国覇権の今を見ると予言的という気がしなくもない。ただ、如何せん宗教的な赴きが入ってからややずれる。この1つのズレで全体が頓珍漢な預言書のようになってしまった。
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歴史的名著であるといわれている本。
いろいろなところで戦略的な思想という意味合いで
紹介されている本。
石原莞爾氏は多分、その当時における天才であった
のだろうと思う。ただ所謂天才肌であり、その思考、
戦略、方向性は正しく、細くても最終的な成功に
向けた細い道は彼には見えていたのだろうが
その実現力や人を巻き込んで実現していく力が
乏しかったのではないか。でも個人的には好きな部類の
偉人かと
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言わずと知れた歴史的名著である.
著者は関東軍作戦主任参謀として満州事変を主導したことが知られる石原莞爾中将であるが,本書は,彼が第16師団長時代の昭和15年5月29日に京都市で行った「人類の前史終わらんとす」という講演を立命館大学教授の田中直吉氏が速記・整理した小冊子『世界最終戦論』と,この『世界最終戦論』に関する質疑回答として彼が予備役編入(昭和16年3月)後に執筆したとされる原稿の2部から構成されている.
したがって,前者の部分は口語調で,後者の部分は文語調で記されており,文章の印象は全く異なるものとなっていて面白い.
さて,本書の内容に関してであるが,彼が欧州戦史研究と日蓮信仰とを通して,独自の思想である世界最終戦争論を樹立したことは周知の事実であるが,読者は本書を通読すれば,この思想が当時,如何に異常な説得力を持って語られていたのかが即座に了解される筈である.
本書で示される彼の軍事史学的,または軍事工学的な洞察は,今日の視点からしても極めて非凡で驚嘆せざるを得ないし,こういった科学的問題と,日蓮信仰という宗教的問題とを結び付け,世界最終戦争という結論を導き出すその発想も,まさに天才的で驚くほかない.
さらに,このような書物が大東亜戦争開戦直前に著されたという歴史的な意義を考え合わせれば,本書の存在感というものは全く異様なのであり,石原莞爾という歴史上の人物について知りたいというような特定の読者に限らず,戦争や歴史といった,より幅広い問題について漠然と考えてみたいというような読者に対しても,一読を強く薦めたいと思う.
冒頭で述べたように,本書は歴史的名著の部類に入る文献であるので,今後も読まれ続け,また研究され続けられる筈である.なお,石原莞爾の著書としては同じ中公文庫より『戦争史大観』も発行されているのでこちらも併せて読まれたい(本文執筆時の私は未読である).
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石原 莞爾の世界観を垣間見ることができる本。
石原 莞爾の考えが全てこの本に表されているとは思わないが、このような事を考えながら第二次世界大戦に進んでいったことを考えると不思議な感じがする。
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石原完爾の状況把握認識力は相当なものであったと感じることのできる一冊でした。
戦争における戦術に対する考察もさることながら、当時の国際情勢に対しても鋭い考察を述べており、今読んでも、なるほど、と感心してしまうところがありました。
後半には日蓮宗との絡めがありましたが、この部分も上手く持論と絡めて語られていると思いました。しかし僕としては、すこし呆気にとられてしまった部分もあります。
未だに石原完爾を愛してやまない人がいるのにも、頷けるような気がします。
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強烈な読後感を与えてくれましたが、評価に困る内容です。本書は著者の透徹した現状認識と日蓮信仰との奇妙な混交物ですが、前者があまりに的確であるゆえに無下にできないのです。
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電子書籍の初ダウンロード本。楽しく読んだ。この時代の思想を代表する国家論なのかはたまた石原莞爾の異端思想なのか私には判断つきかねるのですが、巻後半の質疑応答を見れば質問者達の平衡感覚が現代の常識と変わらないのに気付く。みんな国情の不安定なのに不安を感じ、戦争の拡大を憂いていた。
太平洋戦争は最終戦争か、持久戦争だったのか、再考かねて再読します。
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宗教絡められると、??となってしまうのですが、宗教なしにでも、当時の世界状況等を見ていた人なんだなぁと思いました。
…叶わないことだけれど、読み終えて思ったこと。
「あなたは、今の日本をどうご覧になりますか」
聞いてみたい、どうしたらいいのか。
叫べどもがけど、押し流される自分にカツを入れたい。
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非常に興味深い内容でした。
とにかくこの人頭がいい。
宗教を盛り込む点、軍人のため若干の(かなり?)固定観念があるのは仕方がないですが
それはともかく昭和10年代で過去からの分析、洞察力がずばぬけてる。
決着戦争・持久戦争の論なんてのは今でも十分通用するでしょう。なるほど。
今生きてたら首相になっててほしいな。または評論家。
俺が望まなくてもなってる気がするけど。。。
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戦争を冷静に分析し、戦争たちの後に来るべき最終戦争について予言する。西欧と中東がイデオロギーに基づく戦争をしているいま、最終戦争は来そうにない。彼が予言しけれなかったのはなぜ名なのか、予言を今に当てはめれれるところはどこなのか、考える必要があるだろう。「戦国時代には日本で内戦がなくなるとはだれも思わなかった。」など鋭さを堪能して、宗教論をバカバカしいと嘲笑うのもアリかもしれないが、もっと学ぶべきところはあるのではないかと思う。
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日本の現代史において、「なぜ太平洋戦争のような明らかに負けが決まっている勝負に突入してしまったのか?」という意思決定の誤謬を問うことは、恐らく最も重要な論点の一つである。その論点を考える上で、関東軍参謀として満州国という理想を掲げて日中戦争を引き起こしながら、東南アジア・太平洋への戦線拡大には批判的であり軍部を左遷された天才的軍人、石原莞爾の思想を知ることも、また極めて重要であろう。
石原莞爾は日本の陸軍にとっては明らかに異端児であり、その思想の論理性や明確な絶対平和へのビジョンについては、驚愕せざるを得ない。そして、日本の左派はこれに対抗できる論理を、ロシアからの借り物であるマルクス・レーニン主義以外にどれだけ構築できたのかというとその点は恐らく全く構築できておらず、思想の強度が明らかに異なる点に、戦前から連なる左派のふがいなさすら感じてしまう、というのは言い過ぎだろうか。
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石原莞爾 「 最終戦争論 」危険な本だと思う。
論理性は欠いているのに 「最終戦争が終われば 平和になる 」という 戦争プロパガンダ的メッセージが 宗教のように 頭に入ってくる。兵器の破壊力を低く見積もっていることも危険
アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、東アジアの4つの世界が破壊兵器による最終戦争を経て、1つの世界のみが勝利したときに平和が訪れるというもの
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満州事変を演出した石原莞爾による戦争論。東アジアとアメリカとが激突する最終戦争の後、世界は統一され戦争のない社会へ移行すると説く。
陸軍大学校出身のエリートという背景と自身が熱心な日蓮宗徒であったこととがあわさって形成された特異な戦争観で、ほとんどお伽話だし話半分くらいで聞いておけばいい内容ではある。
とはいえ、そういうものを熱心に聞いて議論した時代が半世紀ほど前にはあったという事実はおさえておいて損はない。
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満州事変を主導しながらも東京裁判にかけられることなく、戦後まで生き延びた人。
というイメージだった石原莞爾。
どんな人かすごく気になってたので読んでみた。
うーん、うーーーん…。
天才…天才ではあるのだろうけど…。
確かに慧眼だ!と思う部分はたくさんあるんだけど、なんというか、机上の空論というか…。
人間の本性というか性質をガン無視してませんか。
軍という人間の本性がむき出しになる組織にいたはずなのに何故にそうなるんだ、と。
戦後の日本、世界の情勢を見てどう思ったのか聞いてみたいよね。
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当時の世界観を知る意味では興味深かった。宗教的な側面は強いものの、先見の明があった人物だったのだと思う。だからと言ってこの人の行なったことが正しい訳ではないのだが。果たして最終戦争の後に本当に争いがなくなるのだろうか。不思議な作品だった。
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理系人間で研究上ではよく演繹を考えるけど,戦争を演繹するとこうなるんですね.発想が面白いと思いました.
いろんなことを演繹してみようという気持ちにさせられます.
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戦術の進化を人類の進歩になぞらえて
「だから戦争は不可避」という結論に持っていくやりかたは
結果的に間違ってないとはいえ、やはり
論理のすりかえに他ならないと思うのですよ
それでも結構面白く読めてしまうのは
論の筋道が非常に「サブカル的」だからかもしれない
この時代に対するノスタルジーと、戦後民主主義の間にかわされた
「無理な結婚」こそが
現代あるサブカルチャー誕生の秘密であると
個人的にはそのようににらんでいるのですがね
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『戦争』という分野ならば、たぶん天才なんだろう。
でも、それ以外のことはぜんぜん見えてない気もする。
軍人だから戦争ってもの以外からものごとを捉えることができなかったのかもしれないけど、やっぱり無計画かつ適当すぎ。
でも、コチコチの組織内にあってはすげー面白い人だったんだとも思う。
だいぶ宗教入ってるしな。
ただ、やっぱこれはないよ。
利害によらない世界平和のための最終戦争。
ありえねーって。
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論じている内容は理解できますが、ほんとにこんな認識を基にこの人は戦線を拡大したのかと思うと、腹立たしくなりました。日蓮思想をいったいどう解釈したらこんな考えるに至るのか不可解でなりません。たぶん才能に溺れてまわりがみんな馬鹿に見えるタイプの人間です。
先の戦争を考える上では重要な資料です。
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昭和初期の軍人・石原莞爾の講演速記をもとにしたもの。内容的には戦術・思想等。単に戦前の日本の軍人は私利私欲のために戦争をしたのか。否。当時自分がこの講演を聴いていたら、どんな感想を持っただろうか。読んで損はない。
Posted by ブクログ
40になろうとする頃にこの書をとってみたが。私にはそれほどの崇高さは感じられない。現代社会で平和論の先駆者 日本の敗戦を予言し復興を掲示しているとされているが、ヒステリックな政策論争の現場でヒステリックな対論 戦略上の批判をしているにすぎないと思う 確かに 日本の指導者として 一縷の可能性はあったとは思うし 外交論 戦争論は正しいしシナへの政策 アジア外交は支持できると思うしかし 米国への政策 予見は大量物質社会と重工業産業力 当時の先端科学のへの悲観的僻みの上での持久戦論
結果 東條でも石原でも日本の戦略的優位性を保持できなかったのではないだろうか