あらすじ
死に至るウイルスはロシアの女科学者により撒布されたと判明。依然、治療薬はなく、菌は全土に広まった。交通は遮断、経済は崩壊、そして食料不足。日本は平和部隊を派遣するが……
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Posted by ブクログ
アメリカで軍事用に開発された致死性ウィルスが散布されたという設定の小説。
下巻ではテロリストの意外な素顔と、徐々に崩壊していくアメリカ社会を描いています。
先のハリケーン後のアメリカ南部の様子を見ていると、あながちフィクションじゃないな…とも思えます。
Posted by ブクログ
上巻に続き下巻も面白い!一気に読んでしまった!続編が気になるな〜。
飛行機問題がそれぞれ解決して良かった。サバイバルして温泉を作るってスゴいな。
途中から始まったオタク同士のメールのやり取り。何なのかな〜と思ってたけど…志願してそこまで行っちゃうのが予想外の展開だった。
Posted by ブクログ
上巻に続き,下巻も読み終わりました.
上巻は予想外の面白さと書きましたが,下巻もそれに続いてなかなか面白い.世界規模のウイルスとの戦いの話がある一方で,上巻から文中に突然メールのやりとりが書かれていた二人が最後に登場してくるとは予想外でした.
この小説のように日本が果たして有事に率先して動けるかと言われると,政治家の無能ぶりに目を覆いたくなる現状では絶対に無理だと思うけど,日本人はまとまったら強いというのは第二次世界大戦を見てもわかること.
有事に動けるような国であって欲しいし,私自身も動けるような人でありたい.こんなことを考えさせてくれる,なかなか面白い小説でした.