【感想・ネタバレ】適応障害の真実のレビュー

あらすじ

会社や学校で「居場所のなさ」を感じる
それは適応障害かもしれません――

職場では憂うつな気分で不調だが、会社を離れれば友達との飲み会にも行けるし、体調も問題ない――。自分の置かれた環境に適応できないことがストレス要因となり発症する「適応障害」。本人も周囲も“気づきにくい”のが特徴だ。うつ病と診断されることも多いが、うつ病の治療では完治しない。本書では、新型コロナで社会環境が激変するなか、患者の増加が予想されるこの病の兆候、対処法、治療法、接し方を精神科医が解説する。

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Posted by ブクログ

適応障害とうつとの違いはあるのか?!
知りたくて読んでみました。
現代の日本の環境は適応障害に
なりやすい。
確かにそう思います、SNSの広がりから
知りたくない知らなくても良い情報
は流れてくるし、こうあるべき的な
考え方の中でストレスを受けやすい。
思考の整理(自動思考矯正)
(状況)その時起きた事
(感情)その時感じた事
(思考)その時考えた事
を書き留める事で自分の考え方を
知ることが出来る。
不安の裏には欲望がある、
その項目にハッとしました。
出来ないことはやらなくてもいい
やりたくない事はやらなくてもいい
自分を縛る考え方の手綱を
緩めれば良い。
物事には良い面と悪い面がある
著者の考え方が全てにおいて
正しいか分かりませんが
読みものとして楽しめました。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

完璧主義や二分割思考、かくあるべし思考人は適応障害になりやすいので注意が必要。まぁいいか、完璧でなくてもいい位の気持ちを持つことが大事。仕事を全部真面目にやるのではなく、やりたくない仕事、できない仕事はやらないなどの心構えが適応障害を防ぐ。
仕事も受験も要領が大事。どうすれば仕事が楽になるかを考える
年功序列型システムは日本にとって最適なシステム。海外は能力主義だが、その分メンタルヘルス対策も充実している。
適応障害はカウンセリングが有効。不安の原因を書き出してみる。不安が的中した場合の解決策についても書いてみる。性格を直すのではなく、その性格や症状を抱えながらどう生きるか。不安よりもこうしたいと言う欲の方に目を向ける。
認知療法は、思考のパターンを変化させることでの治療を目的としたもの。批判的な思考を持ってみる、とにかく紙に変えてみる。
DTRと言う手法では、その時起きたこと(状況)とその時感じたこと(感情)とその時考えたこと(思考)の3つを記録していく。これを意識することが思考パターンを強制することにつながる。今日はこんなことを言われた、その時こんなことを感じた、そしてこんなふうに考えたと、日記のように習慣化していくと思考パターンに気づくことができる。その時考えたことについて、どの程度確信があるかを0%から100%で評価するのも良い。負けた後の事前の策を用意しておくことも大事。人生は実験だと考える。だから失敗することもある。失敗したときのリスクについても考えてみる。そこまで最悪な結論に至らないことも多い。

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2025年02月14日

Posted by ブクログ

未読。
「適応障害」周りでもよく聞くようになった。
真実という題名に、何か自分の知らないことが書いてあるのかと期待を込めて読み始めました。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

適応障害について、精神科医の和田秀樹が綴った本。

精神科医だけあって、適応障害について適切な分析をしていたように感じた。

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2023年01月09日

Posted by ブクログ

タイトルからイメージされる内容とはだいぶと異なり、適応障害とはなんぞや…どうやって付き合っていけばいいのか…という解説よりは、筆者の、社会に対する「思い」が本書の多くを占める。筆者からすれば、日本社会が適応障害を生む構造になっていると考えているので、タイトルから完全に離れた内容であるというわけでもないのだが。
そういう考えもあるのね、フーン、という感じで読んでました。

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2024年05月30日

Posted by ブクログ

数百冊の著書がある精神科医の本とあって、内容は(辛辣で極端な表現もあるが)面白く、わかりやすく、なるほどと思わせる、また一方で心が弱っている時に元気を与えてくれる本だと思った。また適応障害から視野を拡げて日本の政治・政党や日本社会や日本の医師に向けた批判的な文章も興味深い。

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2023年02月11日

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