【感想・ネタバレ】まともな人のレビュー

あらすじ

養老孟司が世の中の動きを定点観測。小泉内閣発足も、9・11同時多発テロや北朝鮮問題も、地球温暖化論や「新しい歴史教科書問題」も、何か通じるものがある。二一世紀最初の三年間の出来事とそれらをめぐる人々の姿から、世界と世間の変質をズバリ見通し、現代にはびこる「ああすればこうなる」式の考え方に警鐘を鳴らす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

少し前に、本著の少し後に書かれた「こまった人」について、『優れた著述者でも、政治向けの文章を書くと、内容が何か痛々しい感じになる場合がある。』なんて評しました。本著も小泉内閣やテロ、教科書検定等々、政治向けの事は書かれていますが、こちらはご自分の専門(解剖学・脳)に軸足をきっちりと残されているので、痛々しい感じは無し。

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2014年10月19日

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