あらすじ
江戸北町奉行所定廻り同心の堀田州次郎と、植木屋を営む神楽屋で子守をしながら暮らしている少女・るうは、ともに「隠れ」と呼ばれる力を持つ者だった。州次郎はたぐいまれな嗅覚を、るうは隠れの能力を消す力を……。州次郎の養父を殺した者を探すべく、ふたりは江戸中を駆け巡る。それはまた隠れが平穏に暮らすための闘いだった。「東京バンドワゴン」シリーズのルーツとなる傑作時代長編小説。
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Posted by ブクログ
江戸の町を暗躍する異能者「隠れ」、そして異能者たちが平穏に暮らすために別の異能者集団が戦いを挑む。
東京バンドワゴン零、ってことだが、本編読んでなくても本作時点では無問題、全く普通に読めます(主人公の一人が本編の主人公一家のご先祖様らしいということだけ)
著者初の時代小説だということやけど、違和感なし。舞台が江戸時代江戸の街ってだけで、しっかり小路小説で、安定の読ませっぷり。
それよりも、この展開は…X-Menやと思うんだけどなぁ。
まさか、小路幸也番のマルチバースやろうとしてるのか?と邪推。
Posted by ブクログ
2023/7/14
東京バンドワゴン??となる。
時代劇だもの。江戸です。
そして堀田様が出てきてなるほど。
るうは幼女だけど嫁になるの?ん?
るうの語りがサチさんと似てるんやけど。
でもサチさんはお嫁入してきたから他人。
まあいいか。