あらすじ
【分冊版をまとめた1冊★描き下ろしあり】人付き合いが苦手な女子大生の紬は、実家から届く大量の野菜に困り果てていたところ、英国人のセドリックに出会う。彼の営むびんづめ専門カフェ「竹善」に連れて行かれ、野菜たちは保存食として生まれ変われることを教えてもらう。この出会いがきっかけで紬の世界が広がっていく――。集英社オレンジ文庫の大人気作品をコミカライズ! ※「谷中びんづめカフェ竹善 分冊版 1~5巻」をまとめたものです。重複購入にご注意ください。
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読み始めたら身近に感じられる場所でのありそうな出来事の繋がりが面白く、するすると楽しく読み終えました。
東京谷中で野菜、果物、肉などを使って、ジャム、ピクルス、オイル漬け、果実酒、コーディアル、サワードリンク、リエットなど、何でも瓶に詰めて保存する食品を作り、カフェで料理をふるまう「びんづめカフェ」を舞台に、その主人、英国人菱田セドリック、息子の武流(たける)に、近所に住む大学一年生ヒロイン鈴掛紬が絡んでいきます。カフェの設定はマニアックですが、エキセントリックなところはありません。あっ、セドリックの友人の斜森虎太朗(ななもりこたろう)だけは漫画みたいです。