あらすじ
自分が好きだといえる子どもに育てる具体的な勇気づけのヒントを、アドラー心理学を応用して20項目にまとめました。子どもが自信をもつためには、お母さんやお父さんも、自分自身を好きになることが必要です。子どもだけではなく、親自身も励まされる、実践的な一冊。
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Posted by ブクログ
勇気づけの子育てで有名なアドラー心理学の基本がよくわかる本。子育てにおいて何が必要で何がまずいのか、非常に論理的に理解できる上、わかりやすく読みやすく、単行本の初版1994年と少し古いのですが、久々の大ヒット。子育てだけでなく、自分自身の考え方の基本として、応用できる。子どもは「この世界の一員である」という所属感によって勇気づけられる、とか、子どもの行動の背後にある心理ではなく、行動その物だけを注目する、とか、勇気づけは、ないものを与えるのではなく、もともとあるものを上手に引き出すこと、とか、どんなに問題のある子どもでも「尊敬」と「信頼」で接するのが勇気づけの基本、とか、親の助言は「セールスマン」的押し売りでなく「ご用聞き」くらいでちょうどいい、とか、できた・できないでなく、協力・貢献に注目してやるのが勇気づけの基本、とか、褒めるのも叱るのも子どもを支配したいということでは変わらない、とか、「忙しいから後にして」の一言が、子どもの勇気を大いにくじく、とか、とにかく、耳が痛いというか、う〜んとうならせられる内容。
Posted by ブクログ
子どもと向き合う心構えをわかりやすくかいている。子どもだけでなく、家族、友達、会社の部下などにも同じく当てはまるだろう。アドラーは勇気づけで知られているけど、子どもに対する姿勢でどのように勇気づけができるのか、とてもわかりやすく説明されている。
Posted by ブクログ
・子どもに判断させる。
失敗しない道を親が準備するのは甘やかし。
親はセールスマンではなく、御用聞きに徹する。⇒自信につながる。
・共感する。子どもが何歳であろうと大人扱いをする。尊敬もする。
・気が合わないのは仕方ない。無理してもすぐにNG。何人か友達ができればそれでOK
・Positiveに考える。引っ込み思案⇒じっくり考えてから行動するタイプ。