あらすじ
荒廃した世界、地下に逃げた人々を夢中にさせた" 闘い "があった――。
肉体に埋め込み体を変形させる機械‘番装義鎧‘で殺し合い、“ 最強 ”を決める、六道(ろくどう)トーナメント。
富・名声・力を手に入れた、たった一人のチャンピオンは、まさに世界の王様と呼ぶにふさわしい存在となる。
一方、少年・縁は、華やかなトーナメントから遠く離れたスラムで、捨てられた義鎧を売って生きていた。
突然、義鎧の人体実験に巻き込まれ、崖っぷちに立たされた縁は……。
”最底辺“の少年が、" 世界の中心 "を目指して!。
新装版描きおろしおまけ漫画付!。
最凶決定下剋上バトルアクション、ここに開幕!
※本作品は、2023/5/31まで発売されていた『六道闘争紀』の再編集版となります。
感情タグBEST3
何度読んでもアツい
新装版待ってました!
生まれてこのかた底辺人生の主人公がドン底の底の底に落とされた時、初めて溢れた魂の叫びにシビれます!命懸けの人生やり直しゲームの行方や、如何に……あと中華、サイバーパンク好きにも絶対オススメです。
現代の王道作品
ちょっと絵がゴチャゴチャしている感があり、特に肝心の義鎧がわかりづらい点はマイナスだけど、キャラ絵はソツない。
そして内容。
何というか、凄く王道。
今の時代の「流行る要素」を全て押さえている感がある。
体の一部を変化させて戦う点や、それに小難しい名前を付けている点など、完全にジャンプの流れ。
ちょっとダークな面が強いので、「少年ジャンプ」ではなく、「ジャンプ+」や「ジャンプスクエア」の作品っぽさがプンプンする。
それゆえ、読む分には面白い。
一度注目を浴びれば、それなりに流行るんじゃないかと思う。
が、新しさはないかな。
商業的にはこれで十分なのかもしれないけれど、「すごいマンガが出てきた」という評価を得るには、もっと独創的な新要素が欲しいところ。
今のままでは、「チェンソーマン」を始めとしたジャンプ系作品の寄せ集めという印象が強い。
今後、そこが何とかなれば、化けることも可能なんじゃないかと思うんだけど…。
(特に、技に小難しい名前を付ける以外のジャンプの王道、スカウター的強さを測る機能は実装しないで欲しい)